「SENSYソムリエ」クラフトビール版サービス開始

カラフル・ボード株式会社（以下：カラフル・ボード）が、三菱食品株式会社と株式会社アサツーディ・ケイと共同で開発した、人工知能が味覚を解析しお酒を提案する「SENSYソムリエ」の店舗向けクラフトビール版のサービスを2017年7月11日より開始しました。

人工知能「SENSY」はカラフル・ボードが展開する感性を学習するパーソナル人工知能です。ひとりひとり異なるパーソナルな感性を抽出する技術（パーソナル感性分析）を核としており、自然言語処理や画像解析技術と組み合わせることによりファッション分野で活躍し、また、味覚の分析を応用することで食分野「SENSYソムリエ」としてサービスを展開してきました。

今回新たな試みとしてスタートしたクラフトビール版「SENSYソムリエ」は、「SENSY」がユーザの味覚を解析し、ソムリエのようにお酒を提案するアプリです。店頭にてPepper、タブレット端末を通じ、クラフトビールを試飲。甘味、酸味、苦味などの味覚や、好みに関する感想を入力すると、人工知能が味覚を解析し、店頭にある商品の中から、ひとりひとりの味覚に合わせた最適な1本を提案します。

クラフトビール版「SENSYソムリエ」には、J-CRAFTやグランドキリンなどをはじめ、34種のクラフトビールが登録されており、その中からひとりひとりの味覚に合わせたオススメのクラフトビールを提案します。店舗は、自宅でアプリへ入力することで、顧客管理や再来店を促すことができるようになります。

味覚はひとりひとり異なるものですが、「SENSYソムリエ」はそれをデジタル化することで個人的な好みを割り出し、最も好みに近いクラフトビールを提案してくれるそうです。本当に自分好みのクラフトビールを見つけてくれるのか、利用してみたくなりますね。もしかしたら、まだ味わったことのない美味しいクラフトビールとの出会いに繋がるかもしれません。

【参照リリース】人工知能が味覚を解析してお酒を提案する「SENSYソムリエ」、ワイン、日本酒に続き、クラフトビール版リリース

(My CRAFT BEER 編集部平井真理)