お刺身×チーズ?ギリシャ産フェタチーズとまぐろのおつまみに合わせたビールは!

料理とビール

いつも食べ慣れているまぐろのお刺身。お醤油とワサビを添えた定番の食べ方で十分おいしいですが、たまにはちょっと味変してみませんか。EU(欧州連合)が提案するヨーロッパ食材を使ったレシピから、まぐろとギリシャ名産のチーズを組み合わせた、おつまみにぴったりの一品を試作してみました。 ペアリングしたギリシャのクラフトビールにも注目です!

EUと日本の食材を使った「パーフェクトマッチ!オリジナルレシピ」

EUは多様な文化を持つ27の加盟国を抱え(2021年3月現在)、それぞれの地域の特色や伝統を受け継いだ個性あふれる食材を生産しています。EUはEU製の食品・飲料を日本に紹介するキャンペーンの一環として「パーフェクトマッチ!オリジナルレシピ」を開発、EU産の食材と日本の素材を組み合わせた一品を紹介しています。

今回はその「パーフェクトマッチ!オリジナルレシピ」の中から、料理・食文化研究家兼女子栄養大学食生活指導士の庭乃桃さんが考案した、「ギリシャ産フェタチーズ&イタリア産エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとたたきまぐろのカルパッチョ」を試作してみました。まぐろとチーズ、オリーブオイルと聞くとちょっと味の想像が難しいですが、ビールのおつまみに最適な一品ですよ!

ギリシャ産フェタチーズとは?

「ギリシャ産フェタチーズ&イタリア産エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとたたきまぐろのカルパッチョ」は、材料も調理過程もシンプル。

フェタチーズ商品
フェタチーズは、羊と山羊の乳から作られたギリシャ産のチーズ。手でほぐすことができる

フェタチーズは羊と山羊の乳から作られたチーズ。成城石井などのスーパーや輸入食材店などで購入できます。独特のコクと風味があり、お豆腐のような見た目で、手で簡単にホロホロと砕くことができるテクスチャー。フェタチーズと呼ばれるのは、約6000年前から 伝統を引き継ぎ、同じように生産されている、原産地名称保護(PDO)で保護されたものだけです。フェタチーズって、少し前はデンマーク産のものがあったのでは? と思う方もいるかもしれませんが、今現在はPDOによってフェタチーズの名称が使えるのはギリシャ産の、羊と山羊の乳を使ったものに限られています。

フェタチーズとオリーブオイルとまぐろのカルパッチョを調理!

では早速、「ギリシャ産フェタチーズ&イタリア産エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとたたきまぐろのカルパッチョ」を調理しましょう!

材料(2~3人分)

まぐろ(刺身用) 1サク(約200グラム)
ギリシャ産フェタチーズ 30グラム
イタリア(トスカーナ)産エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル 適量
塩、ブラックペッパー 各少々

詳しいレシピや調理のポイントはEU「Perfect Match」レシピサイトをご参照ください。

調理過程
まぐろに塩コショウをして、全ての面に焼き色を付けます。塩コショウはしっかり目にしてもいいかも
料理写真
まぐろは、食べやすい形にカット。ほぐしたフェタチーズとたっぷりのオリーブオイルを添えて

まぐろはサクのまま塩コショウして、上下、側面に焼き色が付くまで強火で焼きます。食べやすい大きさに切って、ほぐしたフェタチーズを添え、エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルをかけてでき上がり。お好みで、最後に塩コショウを振ります。

ギリシャのクラフトビールをペアリング

食べ慣れたまぐろのお刺身が味変する「ギリシャ産フェタチーズ&イタリア産エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとたたきまぐろのカルパッチョ」は、日本酒よりもビールに合う印象。フェタチーズの産地に合わせて、ギリシャのクラフトビールを合わせてみました。

ビールとグラス
サントリーニ・ブルーイング・カンパニー「yellow donkey」

ギリシャ、エーゲ海に浮かぶサントリーニ島にあるサントリーニ・ブルーイング・カンパニーは2011年に創業したブルワリー。「yellow donkey」は定番のラガービールで、スロヴェニア産、アメリカ・オレゴン州産、ニュージーランド産など数種類のホップをブレンド。爽やかさとほのかな苦味が楽しめる風味豊かなビールです。サントリーニ島では、古くからブドウの栽培のためにロバ(donkey)を飼育し、今も街中で見かけることがあるそう。ラベルのロバのイラストとビールのネーミングは、サントリーニ島に行ったことのある方には親しみのあるイメージかもしれません。

多用途に使えそうな、ギリシャ産フェタチーズ

塩気が強くコクが深いフェタチーズはサラダにも合い、ほかの食材にも、ちょい足しするだけでおつまみになりそう。

オリーブオイルをかける

イタリア産エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとの相性も良く、まろやかな味わいに。フェタチーズはやや高価ですが、今回購入したものは1パッケージのボリュームがかなりありました。

ビールと料理

今回のレシピは、お刺身があまってしまった時などに最適なメニュー。ぜひ試してみてください。ギリシャのクラフトビール「yellow donkey」のボトルは日本に輸入され(2021年3月現在)、ギリシャ料理と一緒に提供しているレストランもありますので、飲んでみてくださいね!

【参照サイト】EU産チーズで日々の食卓が楽しくなる! ~日欧食材パーフェクトマッチ!オリジナルレシピをご紹介~
【関連サイト】EU Perfect Match 
【販売サイト】「yellow donkey」輸入元Vins d’Olive

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