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「八ヶ岳ビール タッチダウン 清里ラガー」が「World Beer Awards 2023」で世界最高賞

八ヶ岳ビール タッチダウン 清里ラガー

萌木の村が製造・販売するクラフトビールブランド「八ヶ岳ビール タッチダウン」シリーズの「八ヶ岳ビール タッチダウン 清里ラガー」が8月下旬、イギリスで開催された国際ビール審査会「World Beer Awards 2023」にて、“ラガー”カテゴリーの世界最高賞にあたる「World’s Best Lager」を獲得した。

英Paragraph Publishing社が2007年から毎年開催している国際ビール審査会「World Beer Awards」では、事前に銘柄情報等を知らせないブラインドテイスティング方式で、計3ラウンドにわたって審査が行われる。ビアスタイル(ビールの種類)ごとに各国代表を決める第1ラウンドを経て、ロンドンで行われる第2ラウンドではスタイルごとに世界最高銘柄「World’s Best Style Winner」を選出。その後、同じくロンドンで行われる第3ラウンドにて、各スタイルを統合する10の大分類(カテゴリー)で、それぞれ「World’s Best Beer」が決定される。

同審査会には50を超える国や地域から500以上のブルワリーが、計2,000銘柄超のビールを出品。およそ100のビアスタイルで、それぞれ世界最高を競った。すでに第1ラウンドで“International Lager”部門の日本代表に選出されていた「清里ラガー」は、第2ラウンドで世界最高賞を獲得。今回は続く第3ラウンドにて、15部門から成る「ラガーカテゴリー」全体でも“World’s Best Lager” の称号を獲得するという快挙を達成した。

同社は2020年にも「ファーストダウン」「プレミアム ロック・ボック」「白樺ビート」で、スタイルごとの世界最高賞を獲得しているが、今回獲得したのは、そのさらに1つ上位にあたるカテゴリーチャンピオンの称号。日本勢でもカテゴリーチャンピオンに輝いたビールは数えるほどしかない。

「八ヶ岳ビール タッチダウン」シリーズの「清里ラガー」は、「ピルスナー」「デュンケル」とともに、同社が創業時の1997年からつくり続けている定番ビールのひとつ。副原料にコーンスターチと、地元である山梨県北杜市のブランド米「梨北米(りほくまい)コシヒカリ」を使用して、ふくよかな味わいを引き出しました。クリアですっきりしたマウスフィールと、強めの苦味と炭酸による爽快なのどごしが、往年のビールを思わせる、どこか懐かしいフレーバーのゴールデンラガーに仕上がっている。

原材料は麦芽、米、コーンスターチ、ホップ。アルコール度数は5.5%で330mlボトルでの販売。ブルワリー併設レストラン「萌木の村 ROCK」や八ヶ岳ビール タッチダウンで購入できる。

【販売ページ】八ヶ岳ビール 公式オンラインショップ
【関連ページ】八ヶ岳地ビールタッチダウン

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里