【新横浜】スケート場に「アンテナアメリカ」が出現?クラフトビール片手にアイスホッケーチーム横浜GRITSの熱戦を観戦!

KOSÉ新横浜スケートセンター内のアンテナアメリカ

アイスホッケーの試合を生で見たことがありますか? 
リアルで観戦すると、スピード感あふれるスケーティングやタックル、激しく競り合った選手がボードにぶつかる衝撃音・振動などの迫力に圧倒されっぱなし。“氷上の格闘技”と言われるのも納得の試合展開!

今回は、日本と韓国のアイスホッケーチームが参加するプロリーグ「アイスホッケーアジアリーグ」の、「横浜GRITS」対「H.C.栃木日光アイスバックス」戦を観戦してきました。
会場にはギアギークにお馴染みのアメリカ産クラフトビールのボトルショップ&テイスティングルーム「Antenna America」がオープンしていました! なぜアイススケートリンクに出店しているのか? クラフトビールインポーターとプロアイスホッケーチームの、横浜繋がりのコラボをレポートします。

プロアイスホッケーチーム「横浜GRITS」のホームゲームを観戦

2024年9月28日土曜日の午後、アジアリーグアイスホッケーの試合を観戦しようと、神奈川県・新横浜にある「KOSÉ新横浜スケートセンター」へ。この周辺は日産スタジアムもあって、週末は推しチームのユニフォームを着たスポーツファンでにぎわっています。

KOSÉ新横浜スケートセンター
「KOSÉ新横浜スケートセンター」(写真)は、JR新横浜駅から徒歩約8分。市営地下鉄、相鉄・東急線の新横浜駅からは徒歩約5分
ホームゲームのポスター
「横浜GRITS」ホームゲームのポスター

この日の対戦は「KOSÉ新横浜スケートセンター」をホームにしている「横浜GRITS」と、栃木県「H.C.栃木日光アイスバックス」のカード。会場に入るとすでに「横浜GRITS」の選手たちがリンクでウォーミングアップ中でした。

選手たちの右肩には、「Antenna America」(アンテナアメリカ)のワッペン! 「Antenna America」は、ビアギーク御用達のボトルショップ&テイスティングルーム。アメリカ産クラフトビールに特化したインポーター・株式会社ナガノトレーティングが運営するお店です。

「Antenna America」のワッペン 
「横浜GRITS」の選手ジャージの右袖には「Antenna America」のワッペン

横浜に本社を置くナガノトレーディングは2023年度に続き24年度も、地元横浜を拠点にするプロアイスホッケーチーム「横浜GRITS」を運営するGRITSスポーツイノベーターズ株式会社と公式パートナー契約を締結。「KOSÉ新横浜スケートセンター」で行われる「横浜GRITS」のホームゲームには「Antenna America」が出店し、厳選されたアメリカのクラフトビールを飲みながらアイスホッケーの試合を観戦できるんです。

会場2階に「Antenna America」が出店!

試合が始まる前に、ビールを調達しなくては。
「Antenna America」は会場2階に出店しているとのこと。早速行ってみましょう。

「Antenna America」
「横浜GRITS」のホームゲーム時に出店する、「KOSÉ新横浜スケートセンター」内の「Antenna America」

「Antenna America」は、チーム公式グッズやフードなどを販売する2階の物販スペースの一画で営業。この日は5種類のクラフトビール(缶ビール)が販売されていました。スタッフに聞くと、ビールのラインナップは対戦カードごとに変えているそう(同じカードの試合が2日間連続で組まれますが、その2日間は同じメニュー)。「横浜GRITS」ファンが毎試合来場しても飽きないように工夫しているんですね。

ビールのメニュー
2024年9月28日のメニュー(ラインナップは対戦カードごとに変わります)

2024年9月28日に提供されていたビールは……

❶ Sierra Nevada Brewing「Pale Ale」(American Pale Ale)
アルコール度数5.6%
❷ Stone Brewing 「Stone Hazy IPA」(Hazy IPA)
アルコール度数6.7%
❸ Sierra Nevada Brewing「Torpedo」(Extra IPA)
アルコール度数7.2%
❹ The Bruery 「Ruekeller Helles」(Helles-style Lager)
アルコール度数5.2%
❺ Pizza Port 「Mongo DIPA」(Double IPA)
アルコール度数8%

ビールは定番から季節商品まで、その時々のおすすめ銘柄をセレクト。ラガー、IPA、Hazyなど、スタイルが被らないように味わいの異なるものを揃え、アルコール度数も低め~高めと幅をもたせるように選んでいるのだとか。この日は❶~❸が355ミリリットル缶、❹と❺は473ミリリットルのロング缶で、量的にも選択肢があります。
担当スタッフはクラフトビールのエキスパートです。「Antenna America」の実店舗と同じように、ビール選びに迷ったらなんでも相談してみましょう! 

Sierra Nevada「Atomic Torpedo」
Sierra Nevada Brewing「Torpedo」(Extra IPA)
Hop Torpedo(ホップ・トルピード)という画期的なドライホッピング設備で、ホップのフレーバーと香りを最大限引き出したIPA。モルトの豊かな風味やキャラメルのような甘味も。ミディアムボディで舌触りはクリーミー

スタッフに相談して選んだビールは、Sierra Nevada Brewing「Torpedo」。ホッピーかつキャラメルのようなモルトの甘味を感じる1杯でスタートしました。

フェイスオフ=試合開始!横浜GRITS対H.C.栃木日光アイスバックス

「Antenna America」のロゴ
2024年9月28日は「アンテナアメリカデー」!電光掲示版に「Antenna America」のロゴが表示されている

この日はナガノトレーディングが冠スポンサーとなる「アンテナアメリカデー」で、電光掲示板には「Antenna America」のロゴが表示されていました。

試合の前には「アンテナアメリカデー」のスペシャルなセレモニーが行われ、ナガノトレーディング最高執行責任者のアンドリュー バルマスさんと代表取締役社長のバルマス朱美さんがスピーチ。“クラフトビールで祝杯をあげたいのでぜひ勝ってください!”と「横浜GRITS」のメンバーにエールを贈りました。

試合前のセレモニー
ナガノトレーディング創業者で最高執行責任者のアンドリュー バルマスさんと、同じく創業者で代表取締役社長のバルマス朱美さんが試合前のセレモニーに登壇!(写真中央)
フェイスオフ
アンドリュー バルマスさんがフェイスオフ(競技フィールド内の特定スポットにパックを落とすこと)! パックは球技のボールに該当するもので、これをゴールに入れると得点になる

アンドリューさんがフェイスオフして、試合開始!

インターミッション=休憩時間にビールを追加購入!

横浜GRITS試合
第1ピリオドは3-1で「横浜GRITS」がリード!

アイスホッケーの試合は、1ピリオドを3セット行うのがルール。1ピリオド20分×3(トータル60分)で戦います。 この日は第1ピリオドを3-1で終え、GRITSがリード!

第1ピリオド、第2ピリオドの後にはインターミッション(休憩時間)をはさみます。インターミッションは、整氷作業などもあるため15分と長め。もちろん、ビールを追加購入。おつまみも入手しました。

おつまみ
この日販売していたおつまみは、自家製スモークナッツ「Spicy American smoked nuts」と、プレッツェル2種
プレッツェル
「UNIQUE PRETZEL Sourdough Rings」は、原材料に麦芽とホップを使用した、クラフトビールのために造られたプレッツェル
Stone Brewing「Stone Hazy IPA」
Stone Brewing「Stone Hazy IPA」(Hazy IPA)
苦味を抑え、ちょっと甘め。柑橘やメロン、マンゴー、パイナップルのような味わいが広がる1本。アルコール度数高め(6.7%)にもかかわらず、フルーティーでドリンカブル

2杯目に飲んだのは、Stone Brewingの「Stone Hazy IPA」。Stoneといえばウェストコーストスタイルの「Stone IPA」がフラッグシップですが、Hazyもラインナップしています。苦味抑えめでジューシーな味わい。スケート場はやや涼しいので飲み応えのあるものを選びたくなって、アルコール度数高めのビールが2本続いてしまいました。おつまみには、麦芽とホップを使ったドーナツ型のプレッツェルを。

クラフトビールもおつまみもテイクアウト可能なので、お土産用も含めて多めに入手しても◎

試合結果は?

横浜GRITSチア
チアのパフォーマンスが会場を盛り上げてくれる
「横浜GRITS」試合
「横浜GRITS」が勝利!

第2ピリオドは2-1で、またまた「横浜GRITS」がリード。第3ピリオドも1-0で乗り切り、最終スコア6-2で「横浜GRITS」が勝ちました! 

「横浜GRITS」のマスコット“グルーガ”
「横浜GRITS」のマスコット“グルーガ”も活躍
アンテナアメリカデー
「アンテナアメリカデー」の締めくくりはチーム全員での記念撮影
©YOKOHAMA GRITS

試合終了後は「Antenna America」実店舗へ!

「Antenna America」の実店舗は、横浜店、関内店、品川店、東京店の展開(2024年9月現在)。試合会場の「KOSÉ新横浜スケートセンター」がある新横浜からは、横浜店と関内店がご近所です。

Antenna America 横浜
「Antenna America 横浜」(写真)は、各線・横浜駅西口直結、「相鉄ジョイナス」地下1階 Food & Time Isetan内にある

試合が終わった後は「Antenna America 横浜」へ直行。勝利した試合を振り返りながらの1杯は最高! 実店舗ではもちろんドラフトのクラフトビールがベストコンディションで飲めて、缶・ボトル商品も膨大に取り揃えています。

横浜GRITSホームゲーム

アイスホッケーの試合はとんでもなく迫力がある、と聞いたことはあったのですが、生で見てみると本当に、音や振動、スピード感がすごい。アジアリーグアイスホッケーの 2024年度シーズンは始まったばかり。これからがヤマ場なので、観戦しに行ってみては? ビアギークは特に「横浜GRITS」のホームゲームに注目。スケート場に出店している「Antenna America」に立ち寄って、アイスホッケー×クラフトビールを楽しみましょう。

「横浜GRITS」のホームゲームのスケジュールは、チームのオフィシャルページをご確認ください。「My CRAFT BEER」の記事内(【横浜】クラフトビール×アイスホッケー!「アンテナアメリカ」が横浜GRITSのホームゲームに出店、日程をチェック)でも試合日程を紹介していますので合わせてチェックを!

【関連リンク】
株式会社ナガノトレーディング オフィシャルページ

横浜GRITS(GRITSスポーツイノベーターズ株式会社) オフィシャルページ

アジアリーグアイスホッケー オフィシャルページ

KOSÉ新横浜スケートセンター

【関連ページ】
クラフトビール激戦区【東京・八重洲】ハセガワ・お酒ドンキ・アンテナアメリカ、ビールショップ巡り!

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のび子

日本文化にまつわる分冊百科の編集担当を経て、料理専門誌編集部へ。食のサステナビリティ、クラフトビールが生み出す地域のコミュニティ・資源循環を取材。超少食だが酒はわりと強い。

よなよなの里