新しいクラフトビールにクラウドファンディングで出合う!ブルワリーを応援できるサービス

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クラウドファンディングで新しいクラフトビールに出合えたり、ブルワリーの新たなプロジェクトを応援できることをご存じですか。今回はクラフトビールに関する案件の掲載実績があるサービスをピックアップしてご紹介します。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語です。クラウドファンディングのサービスでは、インターネット上で不特定多数の方から資金を調達することができることから、日本でも広がってきており、発案者のアイデアや想いに共感した人が支援者として手軽に応援することができるようになっています。

「こんなモノをつくりたい」「この問題を解決したい」など、さまざまなアイデアを手軽に発信し、資金を調達できることから、たくさんの方がクラウドファンディングを利用して自分の想いをカタチにしています。また、「新しいサービスを利用してみたい」「この商品を応援したい」と、今までにないサービスや商品を求める支援者も多く、今後も多くのものがクラウドファンディングを通して生まれそうです。

近年のクラフトビール市場

個性が表れやすいクラフトビール市場について知れば、クラウドファンディングを利用したことがない方も新しいクラフトビールを応援したくなるでしょう。近年のクラフトビール市場について紹介します。

クラフトビールのブルワリーの数は年々増加

日本には2022年1月時点で500以上のクラフトビールブルワリーがあります。ブルワリーの数が増えると同時に、コンビニやスーパーなどでもクラフトビールの取り扱いが拡大し、手軽に入手できるようになってきたことからファンも増えており、クラフトビール市場は今後の成長が期待されています。

クラフトビールのブルワリーは小規模な醸造所がほとんど

クラフトビールのブルワリーは小規模、少人数で製造するところがほとんどです。おいしさと個性が重要視されるクラフトビールを作り上げることは簡単ではなく、どのブルワリーも納得いくまで試行錯誤し、その土地ならではの香りと味、特別感を味わえるクラフトビールを作り上げています。

新しいクラフトビールは続々登場

製造工程での苦労も多くありますが、クラフトビールは土地の食材や特徴をアピールするのにぴったりなため、観光地ではよくお土産として取り扱われています。ブルワリーには「クラフトビールで地域の魅力を知ってもらいたい」「街を盛り上げたい!」との想いからクラフトビールづくりを始める人や、これまで捨てられていた食材を利用してクラフトビールを作る、社会問題の解決につながる取り組みを行う人もいます。今後もさまざまなきっかけから新しいクラフトビールが生まれるでしょう。

クラフトビールを応援購入できるクラウドファンディングサービス

ここでは、こうしたブルワリーの活動を応援できる、クラフトビールに関する案件の取り扱い実績があるクラウドファンディングサービスを7つご紹介します。各サービスのウェブサイト内の検索欄でクラフトビールと入力して検索してみてください。これまでに飲んだことがない珍しいクラフトビールに出合えると思います。

1.Campfire(キャンプファイヤー)

Campfire(キャンプファイヤー)は、2011年にサービスを開始した日本最大級のクラウドファンディングサイトです。アート、ファッション、映画など、幅広いジャンルのクラウドファンディングを取り扱っています。ビールにかかわるクラウドファンディングの件数は1,000件以上あり、多くの案件のなかから自分好みのクラフトビールを探して応援できます。

【ウェブサイト】Campfire(キャンプファイヤー)公式サイト

2.Makuake(マクアケ)

Makuake(マクアケ)はクラフトビールにこだわりをもった担当者がブルワリーを支援していることもあり、案件にはブルワリーのこだわりがみられる内容が多く、クラフトビールの案件は50件以上あります。社内のクラフトビール部の活動も盛んだそう。なかには農家や都内の人気飲食店が企画した新しいクラフトビールもあり、新しい発見ができます。

【ウェブサイト】Makuake(マクアケ)公式サイト

3.Ready For(レディーフォー)

Ready For(レディーフォー)は、購入型クラウドファンディングとしての強みがあります。クラフトビールの案件数は70件以上あり、新しいビールを買う感覚で利用できるのもReady Forの魅力です。

【ウェブサイト】Ready For(レディーフォー)公式サイト

4.FUNDINNO(ファンディーノ)

FUNDINNO(ファンディーノ)は、将来性あるベンチャー企業に投資ができる日本初の株式投資型のクラウドファンディングです。投資というと高額や難しいというイメージがありますが、FUNDINNOはサポートが手厚く、10万円から投資できます。

地方創生にも力を入れており、クラフトビールで地域活性をしたい企業の利用もあります。投資したベンチャー企業の成長を応援していきたい人におすすめのクラウドファンディングサイトです。

【ウェブサイト】FUNDINNO(ファンディーノ)公式サイト

5.セキュリテ

社会貢献をしながら投資ができる「インパクト投資」ができるセキュリテ。ファンド型・プロジェクト型・寄付型があります。ファンド型で出資すればリターンを期待できるため、投資することへのワクワク感もあります。クラフトビールに関する案件数は多くありませんが、珍しいクラフトビールに出合えるかもしれません。

【ウェブサイト】セキュリテ公式サイト

6.MotionGallery(モーションギャラリー)

購入型クラウドファンディングを取り入れているMotionGalleryは、アーティストなどクリエイターの応援に強いクラウドファンディングサイトです。幅広いジャンルの案件のなかにクラフトビールに関する案件が掲載されることがあります。

【ウェブサイト】MotionGallery(モーションギャラリー)公式サイト

7.COTAN(コタン)

クラウドファンディングのサービスには地域に特化したものもあります。なかでもCOTANは北海道に関わる取り組みを通じて、熱狂・共感・発見する「場」を共創するプラットフォームとして運営されています。クラフトビールの掲載実績があり、地のものを使用した商品が続々登場する北海道ならではの生産力・ブランド力を活かした新しい商品の創出が期待されます。

【ウェブサイト】COTAN(コタン)公式サイト

クラウドファンディングでクラフトビールを応援しよう

クラウドファンディングは新しいクラフトビールの誕生にも重要な役割を果たしています。クラフトビールが販売されるまでを応援することで、クラフトビールを一層身近なものとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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高橋 真理

秋田県出身、宮城県在住。旅とお酒が日々の相方で、旅先でビールの文字を見つけたら飲むというのが鉄則。最近はIPA系の苦みの強いビールにハマり中。将来は地元で地ビールを作って、ビールで街を盛り上げることが夢。

よなよなの里