VERTEREが5月1日、東京・立川に新規直営タップルーム「VERTERE Tachikawa Taproom」をオープンした。同社にとって、VERTERE Taproom、VERTERE Eifuku Taproomに続く3店舗目のタップルームとなる。
同店では醸造所で作られた20種類のビールを常時用意する。席は4テーブル16席で、スタンディング4名から6名。フードはミックスナッツなどの軽いおつまみを販売する。持ち込みも可能だ。
オープニング記念として、同社は以前から交流があり立川のクラフトビール文化を牽引している坂道ブルイングとのコラボレーションでビール「Simul //シムル」を醸造した。力を合わせて立川をクラフトビールの街にするために意見を交換しながらレシピを作成。王道のスタイルながら両社とも初めて使うElaniというホップを選んだ。酵母の投入前に発酵タンクにホップを入れることでいつもと違うホップのキャラクターが顔を覗かせている。スタイルはAmerican IPA。濃いオレンジ、白ブドウ、メロンのアロマ。ドライで軽い口当たりに程よい苦味となっている。同商品は、VERTERE Taproom / Bottle Shop 各店舗で販売中の他、全国酒販店などにも卸販売を展開する。
VERTEREは東京最西端・奥多摩を拠点とするクラフトビールメーカー。これまでに200種類以上の多様なスタイルのクラフトビールを製造しており、全国への卸売販売や海外輸出も展開している。自然に囲まれた奥多摩のタップルームには常時VERTEREのビールが10タップつながり、全国のビール好きが訪れている。
営業時間は14時から22時。不定休。
【参照ページ】VERTERE Tachikawa Taproom(Instagram)
【関連ページ】VERTERE(バテレ)

梶原誠司
