会員制ビール配送サービス「DREAMBEER」で飲める大阪・和歌山のブルワリー5選

会員制ビール配送サービス「DREAMBEER（ドリームビア）」が、同サービスに参画している大阪・和歌山のブルワリー5つを紹介した。

國乃長ビール（大阪府高槻市）

500年以上も前から大規模な酒作りが行われていた日本最古の名醸地・摂津富田郷で、1822年に創醸した老舗酒蔵「壽酒造」が1995年に開設した大阪初のブルワリー。主にカナダ産の麦芽を使用し、ホップはチェコ産、アメリカ産、ニュージーランド産を中心に銘柄により使い分けている。清酒酵母で醸造したビールも開発している。

「DREAMBEER」では、「國乃長ビール蔵アンバー」と「國乃長ビール蔵ケルシュ」を楽しめる。「國乃長ビール蔵アンバー」はカラメル麦芽によるコクのある味わいと、柑橘様の香りを持つホップをふんだんに使用した華やかな香りが特徴。「國乃長ビール蔵ケルシュ」は厳選したノーブルホップを使用し、発酵方法はスタイルに忠実に従って、穏やかで上品な香りを作り出した。

ディレイラブリューワークス（大阪府西成区）

大阪市西成区で就労支援に取り組むシクロが2018年に醸造所を開設。“ディレイラ”とは、フランス語で「道を外す者＝生き方を自分で選ぶ者」を意味し、常識や一本道にとらわれない発想やマインドでビールを造り続けていくことを信念としている。伝統的な製法を踏襲した“アメリカンIPA”から“ミックスジュースIPA”のような変わり種まで、多種多様なビールを造っている。

「DREAMBEER」では、「ディレイラブリューワークス西成ライオットエール」と「ディレイラブリューワークス NIGHT RIDER ROUTE26」を楽しめる。「西成ライオットエール」は、アメリカンペールエールで、カラメルの甘味から、ほんのりホップの苦味とフルーティーな香りがのぞくモダンクラシカルなビール。「NIGHT RIDER ROUTE26」は、5種のホップをぜいたくに使った華やかなセッションIPA。フルーティーで苦味をにごりなく調和させている。

ブルーウッドブリュワリー（和歌山県有田郡有田川町）

和歌山県有田川町にある青木屋酒店が、2017年に開業したマイクロブルワリー。岡山県にある吉備土手下麦酒でビール造りを学んだオーナーが、厳選した麦芽とホップ、高野山の霊峰揚柳山を源流とする「聖なる水」の有田川の水、そして副原料は全て和歌山で採れたものを使って、ビール造りに挑んでいる。

「DREAMBEER」では、「ブルーウッドブリュワリー有田山椒エール」と「ブルーウッドブリュワリーセッションIPA」を楽しめる。「有田山椒エール」は、日本一の生産量を誇る地元の山椒を使ったスパイスビール。「セッションIPA」は通常の3倍のホップと地元のはっさくのピールで作ったIPA。華やかな香りとすっきりした苦みでスイスイ飲める。

ボイジャーブルーイング（和歌山県田辺市）

2015年に鉄工所跡をブルワリーにリノベーションしてスタート。名前は惑星探査機「VOYAGER」から。醸造するビールはモルトやホップそれぞれが主張しすぎることなく、それでいてそれぞれの存在が感じられるクラシカルなものを目指している。

「DREAMBEER」では、「ボイジャーブルーイング THRUSTER」と「ボイジャーブルーイング IPA」を楽しめる。「THRUSTER」はアメリカンスタイルらしいシャープなキレを持ちながらも、オーツ・小麦麦芽由来の心地よい酸味と口当たりが特長。「IPA」はザ・アメリカンホップであるカスケードを軸に、5種類のホップを組み合わせることで良質な苦みと奥行きのある香りを出し、昔懐かしい「アメリカIPA」を表現している。