伊勢角屋麦酒は10月23日、人気クラフトビール「NEKO NIHIKI」を缶で新発売した。味の変化を抑えられ、軽量で持ち運びやすく、リサイクル率が高いなどの理由から、今回、缶を採用したという。
同商品は2017年にアメリカ・オレゴン州のCulmination brewingとのコラボレーションから誕生したビール。当時、アメリカの東海岸で人気が高まり始めたNew England IPAスタイルを採用しており、軽やかな飲み口となっている。濃厚なフルーティーな香りと、苦みが抑えられたジューシーな口当たりが特徴で、濁りと豊かなホップアロマを活かした味わいを楽しめる。
商品名は、ISEKADO(伊勢角屋麦酒)の鈴木成宗社長と、アメリカのコラボレーション先であるCulmination brewingのオーナー・トーマス氏が、双方ともに猫好きであることからつけられた。缶デザインには鈴木社長の愛猫「Gin」とトーマス氏の愛猫「ABBY」の顔が大きく描かれている。この「猫が2匹」がネーミングの元となった。
缶に描かれているのは猫たちの親しみやすい表情が繊細に感じられるイラスト。背景にはシンプルな白が採用され、愛猫たちの表情がより一層際立つよう工夫されており、より洗練されたイメージを表現している。
グラスに注ぐと、濁ったオレンジ色の外観で、パッションフルーツや洋ナシのフルーティーな香りが広がる。甘みと苦味が調和した豊かな味わいで、チーズやグリル料理、または果物やサラダと合わせると、ビールの風味がさらに引き立つという。
スタイル表示は、最新のトレンドに合わせて「HAZY DOUBLE IPA」に変更。原材料は大麦麦芽(外国製造)、小麦麦芽、小麦、ホップ。アルコール度数は8.0%でIBUは35。内容量は350mlで968円(税込)。ISEKADOの公式オンラインショップ、直営店舗および、一部の酒販店などで購入できる。
【販売ページ】ねこにひき(缶)1本 | ISEKADO公式オンラインショップ
【関連ページ】伊勢角屋麦酒
梶原誠司
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