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姫路のクラフトビール専門店「KOGANE」が自社クラフトビールの醸造を開始

KOGANE

クラフトビール専門店「KOGANE」を経営するコガネブリュワリーは10月11日、自社でのビール醸造を開始した。醸造したビールは2023年11月の販売開始を予定している。

世界遺産登録30周年となる姫路城で盛り上がりを見せる姫路の中で、今まで十分に事業活用されてこなかった姫路駅と姫路城を結ぶ大手前通りを盛り上げるため、2022年6月にクラウドファンディングプロジェクト「ビール作りを通して『姫路大手前通り』を世界一楽しく過ごせる場所にしていきたい!」を立ち上げ、1,248万円の支援を受けた。部材調達や醸造認可に時間を要したため予定よりも遅れたものの、この10月より醸造をスタートした。

クラフトビール専門店「KOGANE」はその大手前通りに2022年2月オープン。ほこみち制度を活用し、通りにベンチやテーブルを設置したことでにぎわいを創出している。また、活動で得た利益の一部は、大手前通りに再投資する仕組みを作っていくという。

同社では、ビールの材料となる水・ホップ・大麦・酵母は、全て姫路市の周辺地域から調達が可能。今後、企業や団体向けにオリジナルクラフトビールの受託醸造も開始する。ほかにもクラウドファンディングのサポーターのためのイベントなどを実施する予定だ。

「KOGANE」の営業時間は15時から22時(Lo.21時30分)。店内では常時9種類のクラフトビールを用意し、日本各地にある約700種類の醸造所の中から厳選した品物を取りそろえている。最近流行りのセゾンやIPAはもちろん、王道のペールエールや飲みやすいヴァイツェン、スタウトまでバランスよくラインナップしている。

【参照ページ】KOGANE

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里