滋賀県竜王町の醸造体験型ブルワリー・R_BREWERY selfが料金体系を改めてリニューアルオープン

R_BREWERY self

滋賀県のR_BREWERY selfが2024年12月にリニューアルオープンした。同醸造所は、自分で自分のクラフトビールが作れる体験型クラフトビール醸造所で2024年2月にオープン。2024年12月より料金体系を改めることにしたという。

同醸造所では法的にクラフトビール製造免許を持っているためプロの指導の下、安心して高品質のクラフトビールを自身で作ることができる。この1年ほどで約80組が醸造体験を行ってきたが、2024年12月より、わかりやすくオリジナルラベルを含めた料金設定とした。

工程はいたってシンプル、麦芽で甘酒を作るまでを行う。約4時間の醸造体験では、実際に麦芽やホップを食べてみたり、一番搾り麦汁・発酵前の完成麦汁等を飲むことができる。麦汁と完成したクラフトビールの味を比べることでより発酵の面白さを理解することができる。

まずは、お湯に砕いた麦芽を投入。設定された温度帯を保持し徐々に温度を上げていく。次に、麦芽のもみ殻をろ過し、液体のみを煮沸。ホップを投入して、冷まして酵母を入れる。3週間後に完成して瓶詰め。10日後に半量を発送し、残りは一か月後に発送するという。

同社・義本健太代表は大阪府出身、妻が滋賀県竜王町出身という縁からクラフトビールで地域を活性化したいとの思いで2022年7月より竜王町地域おこし協力隊として活動開始。活動期間中はビールで人生をより豊かにするべく、ビールに関する講演会や監修したクラフトビールの新春試飲会などを催してきた。ビールがあることで自然と集まれる居場所を創るためにさまざまな活動をしてきたという。

醸造体験の価格は約15L分、中瓶30本分で45,000円・オリジナルラベル込み。オリジナルレシピでの醸造体験は+10,000円。JR近江八幡駅南口までの送迎付き(先着4名まで)。1組3名まで一緒に醸造体験可能。醸せる液種は6種類(常設5種+季節ビール1種)。完成した自ビールの瓶詰め・ラベル貼り体験も可能で2カ所まで送料無料。2回に分けて発送する。

【参照ページ】R_BREWERY self

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里