神奈川県厚木市のサンクトガーレン有限会社は「天下第一の桜」と称される長野県伊那市高遠の桜の花と葉を副原料に使ったビール「サンクトガーレン さくら」を、2月22日から4月初旬までの季節限定で販売します。
秋冬限定で販売している焼リンゴビール「アップルシナモンエール」が長野県伊那市のりんごを使用している縁で、もう1つの名物である高遠の桜を使用した「サンクトガーレン さくら」が誕生しました。ほんのり桜餅風味で、ホワイトデーギフトやお花見シーズンにぴったりのビールに仕上がっています。
ビールの試作が始まったのは2011年。手探り状態で試作を続けるなか、ヒントになったのが「桜の飲むお酢」です。しっかりとお酢の味なのに、桜の風味が口の中に広がる味わいをタネに、長野県伊那市は開発者の方に桜の使い方のアドバイスを受けたそうです。当初は桜の花しか使うことを考えていなかったものの、桜特有の香り成分は花よりも葉のほうが多く含まれていると知り、納得の味を作り出すことに成功しました。
通常、ビールは大麦麦芽でつくりますが、このビールは小麦麦芽も併せて使用。麦芽はペールエール、ウィートを使っています。そのため、柔らかい口当たりが特徴的です。また、ビールの苦味のもとになるホップの量を抑え、高遠の桜の花びらと葉で風味付けをしています。1回の仕込み(2,340L)で、桜茶などにも使われる食用の八重桜を60kg使用しています。香料は一切使用していません。
価格は330mlで1本463円(税込)。3本2,040円、4本2,510円、6本3,400円、8本4,360円、12本6,210円、24本11,770円でセット販売もあります。本数が多いセットの方が1本当たりが安くなるので、お得にたっぷり飲みたい方はぜひセットを!
季節に合わせて個性的なラインナップでクラフトビールの魅力を発信し続ける、サンクトガーレンの春の逸品をご自宅で堪能してみてはいかがでしょうか。
【商品ページ】サンクトガーレン さくら
【関連ページ】サンクトガーレン
明田川蘭
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