小西酒造、酒米とグレープフルーツ果汁を使ったビール「KONISHIビールシトラス」を500本限定で発売

兵庫県伊丹市の小西酒造株式会社は5月11日、酒米を使用したビール「KONISHIビールシトラス」を500本限定で発売した。

同商品は、グレープフルーツ果汁をたっぷりと贅沢に配合し、みずみずしさと心地よい苦味を味わえる。また、清酒の仕込みに使われる酒米を使用することで、米のもつ旨みとコクも十分に感じられる仕上がりとなっている。飲み頃温度は3～5℃。チーズやデザートとの相性がよい一品だ。原材料は麦芽（ドイツ産）、ホップ、小麦、米、グレープフルーツ果汁、オレンジピール、コリアンダー、香料。

小西酒造は1550年（天文19年）創業。2022年で創業472年を迎える老舗。「山は富士　酒は白雪」のキャッチフレーズで親しまれ、同社の清酒の銘柄「白雪」は1635年（寛永12年）に小西家2代目宗宅が江戸へ酒樽を運ぶ途中、雪を頂いた富士の気高さに感動し名付けたといわれる。

その同社が運営する「白雪　ブルワリービレッジ長寿蔵」は、江戸期の酒蔵（約築250年）を改造した建物だ。館内は、ベルギー風地ビール「白雪ビール」の製造過程を見学できる「ブルワリー」、蔵内のブルワリーで醸造した造りたてのビールと日本酒、酒粕を使ったオリジナル料理やベルギー風料理が味わえる「ブルワリーレストラン」を備えている。