東京・中野にオリジナルクラフトビールを造りたい飲食店オーナーの希望を叶えるナノブルワリー「ZERO LABO」オープン

株式会社柴田屋ホールディングスのグループ会社である株式会社麦酒企画が、飲食店が実験的に少量からのクラフトビールを仕込むことができる醸造所「ZERO LABO」をオープンしました。

「ZERO LABO」は、クラフトビールを出す飲食店が増えるなか、他店とは違うオリジナルのクラフトビールを造りたいオーナーの希望を叶えるブルワリーです。ごく小さい規模の醸造所はマイクロブルワリーと呼ばれますが、それよりもさらに小規模の醸造所はナノブルワリーと呼ばれ、今回オープンした「ZERO LABO」では40Lからの少量での仕込みが可能です。年間700回以上の醸造経験を持つ麦酒企画が、業務用酒類卸業の柴田屋ホールディングスとタッグを組んだことによって生まれました。

ZERO LABO 仕込み

「ZERO LABO」では、依頼主の造りたい味わいをヒアリングし、それを実現するためのレシピを醸造家も提案しながら、形作っていきます。少量からの仕込みが可能なため、「こんな味になるはずではなかった」というリスクを回避することができ、実験的に仕込むことができるメリットがあります。

お店の料理に合わせ、あるいは自分好みの味わいにするなど、ビールのタイプは自由自在に設定できます。また、シリーズ化することで「新しいビール」が飲食店にリピートする動機になり、集客にもつながることが期待できます。人気のあるビールだと分かったあとは、160L、240L、1200Lとサイズをあげて醸造することでコストダウンも可能です。

ある飲食店は、お店で人気のレモンサワーに使用している国産レモンを使って、看板料理に合い、かつトレンドでもある低アルコールタイプに仕上がるようなオリジナルクラフトビールを仕込んだとのこと。興味のある飲食店のオーナーは、これからますます人気が高まることが期待される新たなクラフトビールを店舗に置くべく、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

醸造所概要

醸造所名:ZERO LABO
所在地:東京都中野区中央5-3-11-1F
TEL:03-3382-3666
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休

【ウェブサイト】株式会社柴田屋酒店

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里