西陣麦酒、佐々木酒造の米麹を使用したクラフトビール「銀蘭のオリゼ」を限定発売

京都の西陣麦酒は12月8日、同じ京都にある佐々木酒造の米麹を使用したクラフトビール「銀蘭のオリゼ」を限定発売する。

同商品は、発酵工程で糖度を限りなく切ったドライな口当たりをベースに、クリスプな麦芽の風味も残しつつ、厳選した3種類のフレーバーホップを使い、柑橘やぶどうなどの果実味あふれるフルーティーなアロマを与えたブリュットIPA。ゴクゴクと飲みやすいバランスのとれた飲み口の仕上がりとなっている。ラベルには「洛中伝承」の印をあしらっている。

西陣麦酒のスタッフは佐々木酒造の麹室に入り、杜氏と共に米麹づくりを実施。実際に佐々木酒造にて日本酒造りに使用しているものと同じ米麹を使用した。この米麹を糖化工程に使用し、ビール造りの手法で、佐々木酒造の淡麗で華やかな日本酒をイメージしたクラフトビールを開発した。

麹は糀とも書く。「糀」という字の成り立ちは、蒸米にコウジカビを生やした姿が「米に花が咲く」という例えからきているように、花が咲き乱れ栄える様子、まさに百花繚乱な様をモチーフに、また「米の花」は白く清楚で上品な美しさから「銀蘭」という名前を使用。また、西陣織においても「銀襴」という銀糸を絵緯(えぬき)として織り込んで文様を現す作品もあるため、二重の意味で美しさを表した。さらに、コウジカビは学名が「アスペルギルス・オリゼー」と呼ばれるため、「銀蘭のオリゼ」といった商品名にしたという。

西陣麦酒は、西陣織で有名な京都西陣において2017年誕生。障がい者が通所して活動や仕事をする施設「社会福祉法人菊鉾会ヒーローズ」が運営しており、ビールを通して人生を豊かにする「Well Beering!」をテーマに、2人の醸造家と障がい者が一緒にクラフトビールの醸造を行っている。

原材料は麦芽、米麹、ホップ、炭酸ガス。アルコール度数は6%でIBUは20。330ml瓶で税込704円。

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

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