岡山県最南端の離島である笠岡市の六島（むしま）で新しいクラフトビールの誕生を祝って乾杯する「六島オクトーバーフェスト2017-六島 麦の始まり-」が11月4日と11月5日の2日間にわたって開催されます。開催日時は、2017年11月4日（土）は11:00から18:00まで、2017年11月5日（日）は10:00から15:00までです。
「六島オクトーバーフェスト2017」は、六島で数十年前に途絶えた麦畑の景色を復活させる地ビールプロジェクトの第一章完結を祝うイベントです。11月4日はその完成品である六島で収穫した麦100％のクラフトビール「六島麦の始まり」をお披露目し、瓶ビール100本のほか、生樽は1杯200ml、300円で販売します。ブルワリーは三石耐火煉瓦、真備竹林麦酒、まめまめびーる、吉備土手下麦酒が出店し、岡山の地域を舞台に活躍する音楽家も集めて祝います。
当日販売される試飲券は10枚つづり3,000円、ばら売り券も販売されます。六島へのアクセスはJR山陽本線笠岡駅より徒歩3分の笠岡港から出る客船に乗って、1時間ほど。イベント入場は無料ですが会場までの往復船賃が必要です。往復船賃は2,520円ですが、前売り券だと2,000円で購入可能です。
六島は面積が1平方キロメートル、人口64人の小さな島で、信号もない、フェリーもない、小さな客船のみが行き来する、木々に覆われた島です。大海原に映える麦畑を一目見ようと有志が集まり、地域のお年寄りから、昔の麦の栽培方法や収穫方法を教わることで、今年春には麦畑が一部復活しました。数十年ぶりに復活した絶景を楽しみながら、六島に新たな産業が誕生する歴史的な一場面で生まれたてのクラフトビールを堪能してみてはいかがでしょうか。
【公式サイト】六島オクトーバーフェスト
(My CRAFT BEER 編集部 平井 真理)
