アサヒユウアス、茶葉の茎を原料にした「豊田AMBER」を発売

豊田AMBER

アサヒユウアスは7月2日、茶葉の茎を原料にしたビール「豊田AMBER」を発売した。

同商品のベースとなるビールは、TOKYO隅田川ブルーイングのフラッグシップであるケルシュスタイル。愛知県豊田市のお茶農家である高香園で、手摘みの茶葉を加工したときに生じる茎に火入れをして棒ほうじ茶に加工したものを、TOKYO隅田川ブルーイングで抽出し、ビールに3割ブレンドした。棒ほうじ茶の芳ばしい香りと旨味、ケルシュスタイルのホップ香による華やかな香りとスッキリした清涼感を楽しめる。

今回、2020年からリユースカップ「豊田の森のタンブラー」を活用。使い捨てプラスチックカップの低減に取り組んでいる愛知県豊田市のTCCMとともに、フードロス削減や地域産業の活性化を目的として、今回の取り組みを開始した。同商品では、これまでに廃棄されていた茶葉の茎を使用している。

同社では、次世代に向けたサステナブルなライフスタイルを提案する「UPCYCLE B」プロジェクトとして、廃棄コーヒー豆を使った「蔵前BLACK」や、サンドイッチ製造で発生し活用しきれない“パン耳”を使った「蔵前WHITE」、製茶の際に除かれる茎の皮を使った「狭山GREEN」などを開発している。

アルコール度数は4.5%。TOKYO隅田川ブルーイングほかで販売する。

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

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