Beer the Firstは6月24日、東京・丸の内エリアの建物を管理している三菱地所と2022年9月より協業し開発を進めてきた三菱地所保有ビルの災害備蓄食品を使用して作ったクラフトビール「Loop Marunouchi」を発売した。
同商品は、賞味期限を迎えてしまう災害備蓄菓子から生まれたアンバーエール。香ばしさが際立ち、心地よい苦味と華やかなホップの香りが口に広がる一品に仕上げた。出来上がった商品は丸の内・東京駅近辺で販売を行う。
ラベルデザインは、国内クラフトビールメーカーのアートワークを複数手がけるビアイラストレーターとして活躍するイソガイヒトヒサ氏が手がけた。丸の内を代表するビルのひとつである丸の内パークビルディングと丸の内仲通りをイメージしてデザインされている。
Beer the Firstは日本各地の廃棄予定だった食材をクラフトビールへアップサイクルする事業を2021年に開始。これまでに横浜高島屋 地下食料品・ベーカリースクエアの、廃棄間近のパンを原料としたホワイトエールスタイルの「RE:BREAD」や災害備蓄品である乾パンとアルファ米を原料としたクラフトビール「White ThumbRice」、「Brown Thumb Kanpan」を販売している。
アルコール度数は5%。大丸 東京店、リカーズハセガワ本店、Slit Park、Marunouchi Happ. Stand & Gallery、有楽町micro FOOD&IDEA marketなどで順次販売を予定している。
【参照ページ】Beer the First公式ホームページ
梶原誠司
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