COEDO、老舗種麹メーカーのビオックと酵素を活用した糖化技術によるクラフトビール開発共創プロジェクトを発足

COEDO✕ビオック共創プロジェクト

COEDOは、老舗種麹メーカーのビオックとともに、酵素を活用した糖化技術の確立による地産クラフトビール開発の実現に向け共創プロジェクトを開始した。

同プロジェクトは、国産大麦(麦芽)を主原料とする酒類醸造が国内で1割以下に留まっている課題に対し、ビオックが培った技術・知見を活かし、麹菌による大麦デンプンの糖化をビール醸造に応用することで、従来の大規模な製麦モデルに依らないエコシステムを確立し、休耕地の大麦畑化で農業収益と地域ブランド向上を目指すというもの。2025年11月より試験醸造を行い、COEDOのレギュラーアイテムのレシピをベースに再現性の確認、評価を行っている。

今回のプロジェクトでは、国内で広まる耕作放棄地を企業的大規模農業の推進を行うことで、一次産業の担い手不足への代替策となり、日本の伝統的発酵文化を支える麹菌を活用し、商品や文化としてのプレゼンスの向上に貢献するのがねらい。また、種麹の新しい市場の開拓としても位置づけることで、日本の食文化の基幹インフラである種麹市場の活性化につなげていこうと両社は考えている。

国内のクラフトビール製造では、地域で栽培された大麦を活用した”地産地消”の実現はいまだ容易ではない。また、原料を海外に依存する構造は、国際物流の混乱や為替変動などの影響を受けやすく、価格転嫁による顧客離れのリスクや、品質維持のための研究開発投資の停滞を招く可能性もあり、ブランドの存続や成長にマイナスの影響を与えるリスクをはらんでいる。従来の大規模な製麦モデルに依らないエコシステムの確立により、地域産大麦の新たな利用の選択肢になるよう、実用化を目指す。

【参照ページ】【COEDO × Bio’c】酵素を活用した糖化技術で地産クラフトビール開発の実現に向けたコラボレーションプロジェクトを発足 | COEDO
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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。