京都伏見にある酒造メーカー黄桜株式会社(以下、黄桜)の新設ビール醸造所から初めてのクラフトビールが5月26日に販売されます。
販売されるクラフトビールは「LUCKY CAT」と「LUCKY DOG」の2種類、350ミリリットル缶がそれぞれ275円(税抜き)です。京都の名水で造られるラッキー、素晴らしい原材料で造られるラッキー、腕利きのブルワーに造られるラッキー、いろんなラッキーとの出会いから生まれた、ラッキービールとして登場します。
「LUCKY CAT」は米(山田錦)を使用したライトボディ。色味はうすいゴールドです。ゆずの香りと和山椒の隠し味が特徴で、ザーツを使用した上品な苦味が楽しめます。また、「LUCKY DOG」は、赤銅色の色味に大麦麦芽の香ばしい味わいとカスケードホップのほんのりした柑橘風味が特徴です。
黄桜は昨年8月に醸造所を新設し、生産力を年間4,000キロリットルにまで拡大。初となるクラフトビールの販売に踏み切りました。その背景には6月から施行される酒税法の改正があります。
酒税法改正はビール類の過度の安売りの抑制を目指すもので、施行後はビール類との価格差が縮まることになります。価格帯が高めだったクラフトビールにとっては追い風とされており、クラフトビールを選ぶ機会が増えると期待されています。
【参照ページ】黄桜 製品情報
【参照ページ】黄桜、京都でクラフトビール
(My CRAFT BEER 編集部 平井 真理)