サンクトガーレンは3月12日、横浜市立大学木原生物学研究所で栽培された麦を使用し、桜の花と葉で風味付けをした「KORNMUTTER(コルンムッター)SAKURA」を5,000本限定で発売します。
同商品は、世界でも有数の麦の研究機関である横浜市立大学木原生物学研究所が育てた横浜産の麦を原料に使用し、神奈川県厚木市のサンクトガーレンが製造を担当しています。桜の花と葉を使用した桜餅風味のビールに仕上がっています。
同社は、同研究所自家栽培のビール大麦品種「ミカモゴールデン」を使ったオリジナルのクラフトビール「KORNMUTTER」を2017年から販売しています。しかし、昨年4月から5月の収穫時期に新型コロナ感染予防対策の緊急事態宣言が発出されたため、思うような研究活動ができませんでした。そこで今回は、地元の農家の協力もあり、以前に研究栽培して冷蔵庫に保存していた小麦の種子を使いつつ、同商品を完成させました。
ラベルには「つながりの力を形に みんなの想いを集めた エールにしました」とメッセージを記し、2021年のスペシャルバージョンとして発売。売上の一部は横浜市立大学のYCUサポート募金として寄付されます。次世代につなげてほしい一品です。
原材料は麦芽、楽風舞(酒米)、ホップ、さくら。アルコール度数は5%。330ml瓶で希望小売価格は460円(税抜)です。サンクトガーレン公式ネットショップ、ファミリーマート金沢八景駅前店、リカーショップ松本屋、リカーショップタテバで購入できます。
【参照ページ】横浜市立大学で栽培の麦使用ビール「KORNMUTTER(コルンムッター)」| サンクトガーレン
【販売ページ】サンクトガーレン公式ネットショップ
【関連ページ】サンクトガーレン
梶原誠司
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