2020年にクラウドファンディングで300万円調達した北海道札幌のホワイトエールビール「すすきのえーる」が4月14日から、缶ビールとして数量限定で販売を始めた。製造は薄野地麦酒(すすきのじびーる)が担当する。
同商品は、札幌にあるAPR TRADING代表取締役である青木康明氏がプロジェクトリーダーを務めて進めた企画から生まれたもの。コロナ禍で先が見えないなか、札幌“ススキノ”に応援(YELL)の声を集めたかったことから、エール(ALE)ビールを作ることとなった。
クラウドファンディングで300万円の資金調達したことでも話題になった同商品は、2月末に返礼リターンをすべて終え、現在はススキノ飲食店を中心に提供しており、今後はウェブでの販売ページも構築中だ。
材料には北海道産のものが多く使われている。小麦には北海道産「春よ恋」を使用。ススキノの屋上で採れた蜂蜜を使い、ホップには富良野産「カスケード」を使用し、フルーティーな味わいに仕上げている。
原材料は麦芽、ホップ、コリアンダ、オレンジピール、蜂蜜。アルコール度数は5%。330ml瓶で418円。札幌市内のドラッグストアチェーン「サツドラ」一部店舗にて購入できる。
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梶原誠司

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