キャセイパシフィック航空、「ベッツィービール」発表。空の上でもおいしい!ぜいたくな瓶入りクラフトビール。

キャセイパシフィック航空が、瓶入りクラフトビール「ベッツィービール」を発表しました。このビールは、客室内の気圧と高度が乗客の味覚に影響を及ぼすことから、地上でも空中でもおいしく飲むことができることを目標として開発されました。

今回発表された「ベッツィービール」は、キャセイパシフィックが導入した1機目の航空機として1940~1950年代に活躍したダグラスDC-3型機の愛称「ベッツィー」にちなんで名づけられています。

「食の都」香港が拠点のキャセイパシフィックは、かねてより機内で提供する食事のクオリティーを重視しており、「Life Well Travelled(充実した旅が人生を豊かにする)」というブランド理念に基づいて、名だたる企業や有名レストラン、シェフとのコラボレーションを実現し、斬新な料理やドリンクを乗客に提供してきました。

そして今回、香港ビール社(Hong Kong Beer Co.)との共同開発により、地上と上空の両方で楽しめるよう伝統的醸造法に科学的知識を取り込み、香港産と英国産の原材料、アロマ、炭酸ガスの絶妙な配合を実現し、「ベッツィービール」は製造されました。キャセイパシフィック社が謳う「高度35,000フィートの上空でも」おいしく飲むことができるビールである点に大きな特徴があります。

そのユニークな味わいを引き立てるのは、原材料に加えられているリュウガンです。この果実のフレーバーが、ビールにまろやかな豊かさと口当たりの良さを加えています。また醸造の工程で足される香港の新界産のハチミツが甘い香りを醸し出す一方で、英国の伝統的クラフトエールの原料であるファグルと呼ばれるホップが、心地よいたくましさと厚みのある味わいを与えます。

航空各社は機内食に関してさまざまな努力をしていますが、上空でもおいしいビールの味を追求する試みはこれまでに類がなかったことから、その点に着目したキャセイパシフィックは専門家も交えてこの課題に取り組み、このビールを送り出しました。

このビールを飲むことができる場所は、キャセイパシフィックが運航する香港・英国線のファーストクラスとビジネスクラスの他、香港国際空港およびロンドン・ヒースロー空港にあるキャセイパシフィックラウンジ、香港でスワイヤグループが経営するミスター&ミセス・フォックス、カフェ・グレイ・デラックス、プラ・ドゥ・ジュール、パブリック、シュガー、ザ・コンチネンタルといったレストランで、期間限定で提供されます。

また3~4月には、香港でベッツィービールを独占的に取り扱うデリ・ディライトにてオンライン販売も行われます。このぜいたくなビールを楽しめば、記念となるだけにとどまらず、自慢にもなることでしょう。

【商品情報】Betsy Beer – Cathay Pacific – Life Well Travelled
【参考記事】キャセイパシフィック航空 世界初、高度35,000フィートの上空でも美味しい瓶入りクラフトビール「ベッツィービール」を発表

(My CRAFT BEER 編集部)

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