パンのミミを原料としてクラフトビールを醸造するBetter life with upcycleは3月18日、ブルワリー設立1周年を記念して、神奈川県海老名市の日本酒蔵元・泉橋酒造とのコラボレーション・クラフトビール「1stAnniv.Hazy DIPA」をリリースした。
今回は異業種コラボレーションの第4弾として、日本酒づくりの過程で酒米“山田錦”を磨く(削る)際に発生した米粉を醸造に使用。upcycleの基本製法である食パンのミミとあわせて、濁りを伴う風味豊かなHazy Double IPAスタイルに仕上げた。
ホップはSabro、Strata、Mistral、SalvoTM-Lotusをふんだんに使用。グレープフルーツ、ベリー、ミントのアロマが感じられる。パンのミミ(麦芽相当量:約12.5%)に加え、海老名市周辺で収穫した酒米「山田錦」の精米時にできた米粉(麦芽相当量:約12.5%)もアップサイクルしている。さらに、米粉の一部でつくった甘酒をマッシュインすることで甘く滑らかな口当たりを表現した。
また、アロマにレイヤーを持たせるためホップの投入タイミングにもこだわっており、マッシュホッピング、レイトホッピング、ドライホッピングの3段階に分けることで、苦味をおさえた口あたりでありながらトップからフィニッシュまで楽しめる、ぜいたくでグラマラスなビールに仕上がっている。
Better life with upcycleは、1924年創業(1954年設立)の栄屋製パン(神奈川県海老名市)を母体とし、2022年6月からサンドイッチ用食パンなどの製造で発生すパンのミミをモルトの一部に代替したクラフトビールを販売する部門として創設。2024年2月5日に自社醸造所を同市内に設立した。今後もコラボレーション事業者を随時募集している。
アルコール度数は8%。同商品は、東京都SINANOYA(六本木ヒルズ店、野沢店、目黒店、新宿店、武蔵小山店、ワイン館、道玄坂店、豊洲店)、神奈川県goozいちょう並木店、三河屋Cial横浜ANNEX店(以上、横浜市)、三河屋VINA GARDENS PARCH店(海老名市)、
Better life with upcycle ECサイトほかで購入できる。
【販売ページ】Better life with upcycle ECサイト

梶原誠司

最新記事 by 梶原誠司 (全て見る)
- 東京バイオテクノロジー専門学校が大人の為のクラフトビール講座を開催 - 2025年4月19日
- 【4/19・20 東京・奥多摩】VERTERE醸造所でビールフェス「VERTERE Anniversary Festival」を開催 - 2025年4月19日
- 【4/25~27 神奈川・武蔵小杉】武蔵小杉駅前でDREAMBEERがビールイベント「クラフトビール総選挙2025」を開催 - 2025年4月19日