近江麦酒、滋賀県大津市産原料100%のクラフトビール「THE LOCAL」を発売

近江麦酒の滋賀県大津市産原料100%のクラフトビール「THE LOCAL」

近江麦酒は3月20日、滋賀県大津市産の材料にこだわったクラフトビール「THE LOCAL」を発売する。構想から3年6か月で完成した地元産原料100%ビールとなっている。

同商品は産官学連携で製造した。近江おごとハーブガーデンがビール大麦とコリアンダー、龍谷大学発酵醸造微生物リソース研究センターが酵母、大津市企業局が水、そして近江麦酒がホップを提供。すべて大津市にある団体が、地産地消にこだわった。

日本のクラフトビールは輸入原料を使用してつくられることが多く、主原料となる麦芽は国産がほぼ出回らないこと、また、麦から麦芽をつくる小規模モルティングも日本では一般的ではないといった生産背景から、今回地元産100%でビールを醸造した近江麦酒は「ラベルにこだわりとしてローカル度『LOCAL :100.0%』を表記しました。他にはないクラフトビールだと思います」とアピールする。

今回のビールに使われているビール大麦とコリアンダーは有機農法で栽培した。堆肥の原料には醸造所から出る「麦芽の搾りカス」を使用し、資源循環にもつなげている。また、酵母は龍谷大学微生物科学研究室学生の喜田美月さんの研究成果として試験管内進化で選抜した酵母MK82を使用した。なお、酵母の親株は同研究室卒業生の中野さんが龍谷大学瀬田キャンパス敷地内龍谷の森から採取した野生酵母N5。

そして、仕込み水は、一般に醸造所ではビールの仕込水を目的の水質に調整するため、硫酸カルシウムや硫酸マグネシウムなどの水質調整剤を使うところ、水質調整剤を使用せずとも適していたことから大津市の水道水をそのまま使用した。さらに、ホップは、近江麦酒が自社で栽培し、昨年収穫して瞬間冷凍したフレッシュホップを使用した。ホップの品種はカスケード。

近江⻨酒は最小規模のナノブルワリー。定番ビール5銘柄のほか、季節の限定醸造ビールなど、「おもしろさ」と「おいしさ」にこだわって醸造している。

原材料は麦芽、コリアンダー、酵母、ホップ、水。アルコール度数は5.5%。330ml瓶で880円(税込)。近江麦酒公式ウェブサイトほかで販売予定。初回は3月20日(日)12時より予約の受付を開始し、限定50本を販売。今夏に向け、量産予定となっている。

【参照ページ】地産地消 地元産原料100%にこだわった産学官連携「近江麦酒 THE LOCAL」 | 近江麦酒g
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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里