RISE & WIN Brewing Co.、STUDIO PREPAと協力してビールの空瓶を新たな器に再生するプロジェクト

RISE & WIN Brewing Co.

徳島県上勝町に拠点を構えるブルワリー・RISE & WIN Brewing Co.は、長野県に拠点を構える硝子工房「STUDIO PREPA(スタジオプレパ)」と協力し、使い終わったKAMIKATZビールの空瓶を、新たな器に再生するプロジェクトを開始した。

上勝町は、2003 年よりごみの再利用・再資源化に力を入れ、現在では日本屈指のリサイクル率80%以上を実現するに至った。RISE & WINは、この町だからできるビールを目指し、サステナブルな生産、流通、販売のあり方を模索し、「リデュース・リユース・リサイクル」に取り組みながら、ビール造りを続けている。
RISE & WIN Brewing Co.
同ブルワリーでは年間に約80klのビールを製造しており、そのうち硝子瓶を使った製品はおよそ10万本ほどになる。一般的には空瓶は各自治体のルールに従って回収されると、色ごとに分別されカレットという破砕された状態で、再び硝子原料にするほか、路盤材や断熱材、道路の舗装材などに使用される。

今回、硝子という素材に向き合い、限りある資源を無駄にすることなく循環するものづくりを大切にしているSTUDIO PREPAの協力の下、使い終わった自社のビール瓶を回収して、炉で溶かし、グラス、ボウル、プレート、花瓶、ランプシェードなど、暮らしを彩るさまざまな作品を制作した。

これらの作品をRISE & WIN上勝店内にて、硝子展として展示販売を行う。「STUDIO PREPA × RISE & WIN 硝子展」として、RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store(上勝店)にて1月31日まで開催される。また、同日まで同所で空瓶回収キャンペーンとして、空瓶と引き換えに期間中につき一人一回限りKAMIKATZ ビールを1本プレゼントするという。

【関連ページ】KAMIKATZビール

The following two tabs change content below.

梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里