ビールランキングサイトなどで高評価を得てきたアメリカの人気クラフトビールブルワリーTrillium Brewingのビールが、2022年7月7日、日本全国の酒販店・飲食店で販売開始となりました!
ボストン発Trillium、幅広いスタイルで高評価の人気ブルワリー
Trillium (トリリウム)は、アメリカ北東部ボストンを拠点とするブルワリー。創業者のテチュリアート夫妻(ジェーシーさんとエスターさん)は、ワイン畑で結婚式を挙げたことをきっかけにファームハウスブルワリーの立ち上げを構想。2013年、Trilliumをスタートさせました。
Trilliumは、ボストンが位置するニューイングランド地区をルーツにするいわゆる“ヘイジー“なビールスタイルNew England style IPAをはじめ、IPA以外のスタイルでも非常にクオリティの高いビールを造り続けています。セゾン、スタウトやワイルドエールまで幅広いラインナップで、創業以来ビール評価サイトでも高い評価を受けてきました。
当初3人で創業したTrilliumは事業を拡大し現在300人以上のスタッフが在籍。直営店はボストンのFort PointとFenway。ボストン市街のCantonにも新たなブルワリーとタップルームをオープンさせる人気ぶり。さらに、コネチカット州のNorth Stoningtonには自営の農場も所有しています。
もともと醸造量が少なくアメリカ国内でも争奪戦となる大人気ビールですが、クラフトビールインポーター・株式会社ナガノトレーディングの粘り強い交渉の末、今回、パッケージ商品とドラフトの日本への輸入が実現。数量が非常に限られているそうなので、興味のある方は早めに入手を!
Trillium 、2022年7月発売のラインナップ
2022年7月7日に発売になったTrilliumの缶・ボトル商品のラインナップです。
- Trillium Congress Street(IPA)
(コングレス ストリート)
Trilliumのフラッグシップ。 - Trillium Double Dry Hopped Mettle(Double IPA)
(ダブルドライホップド メトル)
AmarilloとCitraホップでドライホッピングしたDouble IPA。 - Trillium Dialed-In(Double IPA)
(ダイアルドイン)
Nelson SauvinとGalaxyホップでドライホッピングしたジューシーなDouble IPA。 - Trillium Mosaic Double Dry Hopped Fort Point(Double Pale Ale)
(モザイク ダブル ドライホップド フォートポイント)
Trilliumの人気ビール”Fort Point”をMosaicホップでドライホッピングしたPale Ale。 - Trillium Daily Serving:Calamansi,Orange,Tangerine&Mandarin(Berliner Weisee)
(デイリーサービング:カラマンシー、オレンジ、タンジェリン&マンダリン)
果実の味わいをビールで表現するDaily Servingシリーズの1本。 - Trillium Oenobier:Pinot Noir,Pinot Meunier&Chardonnay Grape Juice(Barrel-aged Wild Ale)
(イーノビア:ピノノワール、ピノムニエ&シャルドネ)
数年間樽熟成させ、ブドウ果汁を加えてさらに2年間熟成。最後にワインの酵母カスを加え瓶内2次発酵。2016年の11月に醸造し、4年以上かけて仕上げたBarrel-aged Wild Ale。 - Trillium Apricot Stonington(New England Wild Saison)
(アプリコット ストニントン)
コネチカット州のぶどうの皮から採取した野生酵母を使い発酵、熟成。アプリコットとともにゆっくりと2次発酵させたWild Saison。
Trilliumのビールはナガノトレーディングの直営店「アンテナアメリカ」各店やウェブショップで取り扱い中。全国の酒販店やビアパブでも販売されており、販売店の一覧は下記にリンクするナガノトレーディングホームページでチェックを。ただし、販売開始後すぐにSOLDOUTとなってしまったお店もあるようです。在庫状況などについては各店にご確認ください。
「アンテナアメリカ」へ!ヘイジー好きなら飲んでみて!
早速、東京・八重洲地下街にある「アンテナアメリカ東京」に行ってみました。2022年7月9日の時点では、パッケージ商品・ドラフトともに在庫あり(記事配信時点で完売している可能性もあります)。
ドラフトで「Trillium Dialed-In」をオーダー。ビールスタイルはDouble IPA。Trilliumの3周年を期に醸造されバッチを重ねている「Dialed-In」はNelson SauvinとGalaxyホップでドライホッピング。Nelsonホップの特徴である白ブドウの香りを強調するために発酵中に白ブドウ果汁を加えています。果実感にあふれ、柑橘系の香りやトロピカルなアロマ。見た目はかなり濁った液色で、口当たりはまったりと濃厚・クリーミー。飲みごたえのある1杯です。ヘイジー好きの方はこの機会にぜひ飲んでみては?
Trilliumのパッケージ商品はロング缶で2000円前後の価格帯(バレルエイジドのボトルは2500円超)なので、角打ちできるショップで仲間とシェアして楽しむのもいいかもしれません。
ナガノトレーディングのウェブショップでもSOLDOUTの表示が並んでいますが、7月10日現在では一部の銘柄で再入荷があったようです。チェックしてください!
【参照サイト】
最高級クラフトブリュワリー『Trillium(トリリウム)』2022年7月7日(木) 日本公式発売開始
【関連サイト】
ナガノトレーディング トリリウム特集ページ
【関連ページ】
【東京・八重洲】アンテナアメリカの新店に行ってみた!