岩手県三陸産の海塩使用、「ベアレン イーハトーブの海」はミネラルを感じるソルティーラガー

ビールPOP

岩手県盛岡市のベアレン醸造所は、昨年に続き今年2年目の醸造となるラガービール「ベアレン イーハトーブの海」を期間限定でリリースしました。

三陸・野田村の海塩を使った「ベアレン イーハトーブの海」

「ベアレン イーハトーブの海」のビールスタイルはソルティーラガー。東日本大震災以降イベントを通じてベアレン醸造所と交流のある岩手県三陸・野田村の、海塩「のだ塩」をピルスナーに加えています。

ボトルビール
ベアレン醸造所 「ベアレン イーハトーブの海」

麦芽やホップの配合は昨年のレシピと同じですが、使用するモルトとホップを変えています。アロマホップは昨年の「カスケード」から「信州早生(しんしゅうわせ)」に。岩手県雫石町の若手農家による「しずくいしホップチャレンジ」で栽培されたホップを使っています。
すっきりとした口当たりの中に海塩「のだ塩」の海のミネラル分をほんのり感じられるラガービールです。

宮沢賢治の理想郷「イーハトーブ」、ラべルには海沿いの名所が

商品名に使われている「イーハトーブ」とは、岩手県出身の詩人・童話作家の宮沢賢治が表した理想郷を指す造語。その「イーハトーブ」にある自然豊かな海を表現するように、ラベルには岩手の沿岸地域の名所が描かれています。

ビールのラベル

ラベルデザインは、盛岡市在住のデザイナー・佐藤未南子さんによるもの。中央にイーハトーブを旅する熊の姿(ベアレン醸造所のベアレンとは、ドイツ語で熊のこと)。熊の向かって左には三陸鉄道の陸中山田駅の駅舎。熊の背後に宮古市の浄土ヶ浜。イラストの右奥には大槌町の蓬莱島、左奥には宮古市の山王岩が描かれています。

海の豊かさを守る、「海と日本プロジェクト」

この「ベアレン イーハトーブの海」は、日本財団「海と日本プロジェクト」事業の一環として製造するビールです。ベアレン醸造所は、SDGs(Sustanable Development Goals、持続可能な開発目標)の14「海の豊かさを守ろう」に則ってこのプロジェクトに参加しています。

発売に際してのブルワリーのコメントには、「ビールを造るにはたくさんの水が必要で、それは海・川の恵みによるものですので、私たちも海洋保全に取り組んでいくべきです」とあります。さらに、この商品が三陸地域の活性化にもつながるように、ビールを通した交流を継続していくとのこと。

ラベルデザインも味わいも、夏にぴったりなビール。「ベアレン イーハトーブの海」を飲んで、三陸の海や豊かな自然を感じてみませんか?

【商品概要】
・原材料:麦芽、ホップ、食塩
・スタイル:ソルティーラガー
・IBU:21
・アルコール度数:5.0%
・販売開始:2021年7月6日
・希望小売価格:427円(税込)/330ml
・おもな販売先:北山工場直売所、ベアレンwebショップ、直営レストラン、県内スーパー・酒販ショップ・百貨店、県外酒販店・スーパー・飲食店・百貨店、アンテナショップ他

【販売サイト】クラシックビール『ベアレン』
【関連サイト】ベアレン醸造所
【関連サイト】日本財団「海と日本プロジェクト」

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