チョコレート製造のUMEYA BRAINERY(福岡県宗像市)は、インドネシア・バリ島産のカカオの皮を使ったクラフトビール「CACAO GOLDEN ALE」をFUKUOKA CRAFT(福岡県岡垣町)と共同開発している。すでに仕込みは終わり、発売時期は6月初旬を目指す。
チョコレートの製造工程で出るカカオの皮(ハスク)の多くは廃棄されている。利用される一例として、カカオ染やカカオティー、肥料や飼料としてなど幅広い可能性を模索しているが、今回、UMEYA BRAINERYはFUKUOKA CRAFTに相談し、さまざまなテストや検討を行った上、クラフトビールの製造に乗り出した。
4月25日に仕込みを開始。すでにモルトと熱湯を撹拌し、カカオ皮と酵母を投入している。今のところ発酵と熟成を待っている段階だという。すっきりと飲めるゴールデンエールを目指す。
原材料は麦芽、フレークオーツ、カカオ豆、コーヒー豆、ホップ。アルコール度数は5.0%。内容量は330ml。1本700円から800円くらいの価格帯で販売予定。
【参照ページ】捨てるカカオの皮から『すっきり飲めるカカオビール』の製造開始 1 | UMEYA BRAINERY
【関連ページ】Fukuoka Craft

梶原誠司
