CHOKA’Sは7月15日、高知・高知新港高台緑地エリアに複合施設「SOUTH HORIZON BREWING」をオープンする。同施設には見学が可能な本格クラフトビール工場にビアレストランやボトルショップ、珈琲の自家焙煎所が併設されている。
同社では「オール高知産」のクラフトビールを醸造する計画も進めており、すでに高知県内にてポップの栽培が行われている。2023年秋からは大麦の栽培にも着手し、仕込水には四万十川の源流水を使用。完成は2024年夏を見込んでいる。
「SOUTH HORIZON BREWING」では6種のクラフトビールを販売予定。それぞれ船や船員用語にちなんだ名前が付いている。
ウエストコーストIPAの「All Aboard」はホップの苦味とアロマを全面に出しつつ、モルトの構成はドライでクリーンになるように仕上げた。「Nap on Deck」はグレープフルーツを使用したアメリカンペールエール。定番のシトラホップにアイダホ7を加え柑橘感やトロピカル感をアップした。「Fun guy Fungi」は仕込み水に椎茸出汁を使って旨みを増強したセゾンスタイルのビール。白麹を使用しており、ドライな口当たりと心地よい酸味が特徴となっている。
「Junos Pandemic」は高知県産の柚子と塩を贅沢に使用し、苦味は控えめにして酸味と塩味とのバランスを重視したゴーゼビール。柚子サワーのような香り高い味わいに仕上げた。「Pacifica Common」はアメリカ・カリフォルニア州発祥の、ラガー酵母を高温発酵させたビールを原型に、苦味と飲みごたえのバランスを意識した設計。スイートスタウトの「Blank Log Book」はバニラエクストラクトや黒糖、ラクトースを多く使用しておりデザート感覚で楽しめる。
営業時間は11時から20時。
【販売ページ】SOUTH HORIZON BREWING
梶原誠司
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