京都の与謝野町産ホップを使った「与謝野絶景ビール」が発売されました。地域ブランド構想「与謝野ブランド戦略」のひとつとして同町で始まったホップの試験栽培で収穫されたホップを使った初めての商品です。
町が新たな商品化を目指し、昨年4月に英国と米国から輸入した28種、日本種1種のホップを試験栽培することからはじまり、175キロを収穫、国内数カ所の醸造場に販売しました。
そして今年は住民からの「町で造ったホップのビールを飲んでみたい」といった要望が多く寄せられたことから同町の生産者らで構成された「京都与謝野ホップ生産者組合」がクラフトビール作りを企画しました。出荷先の一つだった茨城県の醸造会社に委託し、与謝野絶景ビール3千缶が製造されました。与謝野絶景ビールは1缶350ml880円で8月11日、同町で開催された「海山絶景花火」の会場で先行販売され、12日からは町内の10店にて販売しています。
与謝野絶景ビールの販売は、小規模ビール醸造所に国産ホップを提供し、ホップ栽培から醸造までのすべてを町内で行えるまさに地ビール製造の実現も可能であることを意味しています。新たな特産品としてクラフトビールが加わる日も近いかもしれません。
【参照リリース】与謝野町産ホップで絶景ビール 「香り楽しんで」3千缶を製造、販売 京都
【参照ページ】H27.8.21「ホップ試験栽培に成功!」
【参照画像】https://pbs.twimg.com/media/DHTcBkHU0AQrbRa.jpg

平井真理

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