岩手県産のビールと東北ゆかりのスナックで家飲み！ローソン「東北フェア」

ローソンでは、東北地方でおなじみの商品を集めた「東北フェア」を開催中。岩手県産のビールもラインナップしています！　ビールのおつまみにぴったりな、東北産・東北ゆかりのスナックとあわせてご紹介します。

ローソン「東北フェア」で買えるビールはfrom岩手県

2021年9月7日からローソンで開催中の「東北フェア」。ビール2品を含め、スナックやカップ麺など東北にゆかりのある商品・22品がラインナップしています（品揃えは店舗により異なります）。「東北フェア」で買えるビールと、ビールに合いそうな東北ならではのスナックをセレクトしてみました。

「東北フェア」のビールは、ヘリオス酒造株式会社の商品2品。ヘリオス酒造は沖縄県名護市に本社を置く、1961年創業の総合酒造メーカーです。泡盛、スピリッツ、ウイスキー、リキュール、ビール、発泡酒の6種類の製造免許を持ち、多様な商品を生産しています。沖縄のメーカーなのに、なぜ「東北フェア」に参加しているんでしょうか……

ヘリオス酒造は2020年4月に、元は銀河高原ビールの拠点だった岩手県西和賀町の沢内醸造所を取得。クラフトビールの生産体制を拡大しました。比較的小ロットでのOEM生産（委託者のオリジナル製品を製造すること）も請け負い、幅広い商品を展開しています。今回「東北フェア」で取り扱いのあるビールも沢内醸造所で製造された岩手県産のビールで、地元自治体とのコラボ商品もラインナップしています。
では早速、ビールを開栓しましょう！

椀子そばのようにおかわりしたくなるケルシュスタイル、「椀子麦酒」

「東北フェア」のビール1品目は、岩手県のイメージキャラクター「わんこきょうだい」がデザインされたパッケージが目を引く「椀子麦酒」。

「椀子麦酒」のビールスタイルは、ドイツ・ケルン地方生まれのクラシックな「ケルシュ」。「ケルシュ」の名称は保護されていて、本来はケルンで醸造されたビールにのみ使うことが許されているため、ケルシュ風、ケルシュタイプ等とするのが適切かもしれません。「ケルシュ」は上面発酵酵母（エール酵母）を使用し、低温熟成（ラガーリング）で仕上げる、ラガービールのようなエールビール。思わずもう1杯飲みたくなる、華やかな香りと軽やかな飲み心地。現地では空いたグラスを見つけるとおかわりのビールが次から次へと運ばれてきます。それは、岩手県名物・椀子そばの提供スタイルそのもの。

その、椀子そばスタイルつながりで生まれたのが「わんこきょうだい」のパッケージと「椀子麦酒」のネーミングです。ケルシュタイプのビールを手掛けている日本のブルワリーは複数ありますが、コンビニで気軽に買える「椀子麦酒」で、「ケルシュ」を体験してみてはいかがでしょうか。

西和賀町の良質な雪解け水で仕込まれた「ユキノチカラ白ビール」

ヘリオス酒造・沢内醸造所のある岩手県西和賀町は岩手と秋田の県境に位置しています。岩手県内でも一番の豪雪地帯として知られ、たくさんの雪が豊富な水を生み、雪解け水が食材を育みます。
西和賀町は2015年から、地域の魅力を見出し発信する取り組みとして、地域ブランド「ユキノチカラ」を創設。町内事業者と県内デザイナーによる商品開発を行ってきました。2019年からは町内事業者でユキノチカラプロジェクト協議会を結成し、西和賀のおいしい食べ物と豊かな食文化を生み出す“雪の力”をアピールし、活動を続けています。

「東北フェア」でラインナップしているヘリオス酒造の「ユキノチカラ白ビール」は「ユキノチカラ」ブランドの商品の1つ。西和賀町の良質な雪解け水で造られたビールです。水の良さを活かすため、穏やかな苦味が特徴のザーツホップを使用。さわやかな酸味とほのかな甘みが楽しめるすっきりした味わいです。

パッケージデザインは西和賀の季節を表し、冬の降り積もる雪を描いています。

いぶりがっこに牛たん！東北ゆかりのおつまみ

「東北フェア」では、東北産、または東北ゆかりのスナックも多数取り揃えます。ビールに合いそうなおせんべい系の3品を選んでみました。

山形県酒田市のメーカー・酒田米菓の「オランダせんべい」は山形県庄内地域産のうるち米で作ったうす焼きせんべい。名称は、庄内地方の方言で「私たち」を「おらだ」ということに由来し、洋風な味わいをオランダのイメージに重ねているとか。お米のおいしさを引き立てる塩味とパリッと軽い歯ごたえが特長。
秋田いなふく「あられんこいぶりがっこ風味」は秋田県産米100％使用。小粒で食感の良い揚げあられを、秋田県名物、燻製乾燥させたスモーキーな味わいのお漬物・いぶりがっこ風味に仕上げています。