クラフトビールの品ぞろえがいいコンビニ「ナチュラルローソン」で、スリランカのビール「ライオン・スタウト」の取り扱いが始まりました。ココナッツを使ったエスニックな一品をおつまみに、濃厚なスタウトの味わいを楽しみましょう!
「ライオン・スタウト」がナチュラルローソンで買える!
首都圏を中心に展開しているコンビニエンスストア「ナチュラルローソン」で、スリランカのビール「ライオン・スタウト」の缶商品の販売がスタートしました。
「ライオン・スタウト」は、イギリス人探検家サー・サミュエル・ベイカーが1881年に興した歴史ある醸造所、ライオンブルワリーのビール。創業当初から醸造し続けているオリジナルラインナップのひとつで、地元スリランカはもちろん、北米やヨーロッパ諸国、オーストラリアなど世界各地で飲まれています。
ローストされた大麦を土台とした重厚なボディ。プルーンやモカのような香りと風味。ビールなのにまるでリキュールのような上品な甘さがあり、ビターチョコレートのような超濃厚な後味が魅力。アルコール度数は8.8%と高めです。スリランカでは、トロピカルなフルーツと「ライオン・スタウト」をブレンドしたカクテルが作られたり、ココナッツを原料とした蒸留酒「アラック」と飲み比べることもあるとか。これまではボトルのみの展開でしたが缶商品が加わり、「ナチュラルローソン」で取り扱いが始まりました。
超濃厚なスタウト×エスニックなおつまみ
『My CRAFT BEER』では過去に、ツナ缶・パクチー・ココナッツを使ったエスニックな味わいのおつまみ「『マスフニ』のピタパンサンド」と「ライオン・スタウト」をペアリングした記事を配信しました。
マスフニとはスリランカの隣国モルディブの郷土料理。モルディブはイスラム教徒の多い国でアルコールはあまり飲まれませんが、観光地では「ライオン・スタウト」が流通しているようです。材料と調理法をおさらいして、再度「マスフニ」と「ライオン・スタウト」をペアリングしてみましょう!
「『マスフニ』のピタパンサンド」材料(2人分)
紫玉ねぎ:小1個(みじん切り)
赤唐辛子:1本(種を取ってみじん切り)
ライム:2個(1個は絞り、もう1個はくし切り)
塩:小さじ1/2
ココナッツフレーク:90g
ココナッツミルク:大さじ2杯(ココナッツフレークを浸す)
パクチー:1/2束(みじん切り)
ツナ(MSC「海のエコラベル」付き):320g(水気を切る)ピタパン:4枚(開く)
レタス:2、3枚
調理は、素材を切って混ぜるだけです。ボウルに紫玉ねぎ、唐辛子、ライム果汁、塩を入れてよく混ぜ、ココナッツミルクに浸したココナッツフレーク、パクチー、水切りしたツナを加えてさらに混ぜたら「マスフニ」の完成。焼いたピタパンに「マスフニ」とレタスをはさみます。
ココナッツフレークは手に入りにくいかもしれませんが、スーパーなどの製菓材料のコーナーで見かける食材です。パクチーの香りを楽しみたい方はレタスの代わりにさらにパクチーを添えてもいいかも。
このレシピは、サステナブルな漁業を推進するMSC(海洋管理協議会)の「サステナブルなブルーレシピ」で配信されたもの。詳しい調理ポイントなどは、オリジナルサイトをご参照ください。
寒くなるこれからのシーズンに飲みたくなるビール
今回は「マスフニ」をトーストしたバゲットにのせてみました。
超濃厚な味わいでカラメルのような甘さもある「ライオン・スタウト」は、ココナッツ風味の「マスフニ」に合います! 日本のパクチーのシーズンは少し過ぎてしまいましたが、パクチーが好きな方にもおすすめなペアリングです!
秋から冬へ、気温が下がってくると濃厚なビールが飲みたくなりませんか。「ライオン・スタウト」はこれからの季節にぴったりのビール。「ナチュラルローソン」や酒販店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
【参照サイト】
ナチュラルローソン 商品一覧 お酒 「ライオン・スタウト」
池光エンタープライズ スリランカ/ライオンスタウト(缶)新発売のご紹介