ふらっと立ち寄れる量り売り専門スタンド!国立「SEKIYA TAP STAND」でビールをお持ち帰り

グラウラーでテイクアウト

暑い日が続き、ビールがおいしい季節! 「My CRAFT BEER」編集部は、炭酸入りのドリンクを持ち運べる水筒・グラウラー(グロウラー)を携えて、クラフトビールのテイクアウトや量り売りに対応しているお店を巡っています。

今回は東京都の中央部、多摩地区に位置する国立市へ。駅近でふらっと立ち寄れる、クラフトビールのテイクアウト専門スタンド「SEKIYA TAP STAND」(せきやタップスタンド)にうかがい、地元に醸造所を構えるブルワリー「KUNITACHI BREWERY」(くにたちブルワリー)のビールをお持ち帰りしました!

スタンド形式のクラフトビール量り売り専門店「SEKIYA TAP STAND」

JR国立駅南口から延びる富士見通りに入ってすぐ。カウンター越しにビアサーバーが並ぶ、スタンド形式のショップ「SEKIYA TAP STAND」が目に入ります。

国立駅、駅舎

JR国立駅南口。2006年に使用を終えた後、2020 に復原された三角屋根の旧駅舎は街のシンボル

スタンド店頭

「SEKIYA TAP STAND」は、スタンド形式のビールのテイクアウト専門店

「SEKIYA TAP STAND」はクラフトビールのテイクアウト専門店。地元で100年以上事業を続けてきた株式会社せきやが経営する酒販店「SAKE-BOUTIQUE SEKIYA」の一画に、2020年11月にオープンしました。通りに面した店舗は開放的。入店することなくカウンター越しにビールをオーダーできます。駅から徒歩1分程と立地も良く、利用しやすい販売スタイルが人気で、グラウラーを手にしたお客様が列を作っている光景を見かけることも。

オリジナルグラウラーも好評。ペットボトルでの持ち帰りやグラウラーレンタルも可

「SEKIYA TAP STAND」では、プラカップ、ペットボトル、グラウラーのいずれかでビールをテイクアウトできます(2021年8月現在は、プラカップでの提供はお休み中)。株式会社せきやのグループ会社・株式会社草舎が運営するブルワリーKUNITACHI BREWERYオリジナルグラウラーの販売や、レンタルにも対応。

グラウラー

KUNITACHI BREWERYオリジナルグラウラー。355ml、592ml、950mlのラインナップで、カラーバリエーションも豊富。メーカーの担当者が驚いてしまうほどに売れているとか。レンタルも対応

グラウラー

1.9L(右)と3.8L(左)のホームサーバーレンタルもスタート。身分証提示の上、サーバーレンタル代と保証金、ビール代を支払って7日間内に返却するシステム(詳細はインスタグラムの投稿やホームページを参照)。パーティなどで活躍しそう

大容量のグラウラーにサーバーが付いた、ホームサーバーのレンタルも行っています。パーティーやキャンプなど、特別な日に利用したいサービスです。

Tシャツ

KUNITACHI BREWERYのロゴ入りTシャツも販売中

KUNITACHI BREWERYオリジナルグラウラーにプリントされたロゴなど、アートワークはすべてビアイラストレーターのイソガイヒトヒサさんが担当。Tシャツなどの関連グッズも魅力的。

「KUNITACHI BREWERY」のビールを中心に、国内外のビールをラインナップ

ビールは基本、「KUNITACHI BREWERY」のビールをメインに、10種をラインナップ。タップリストは店頭に貼り出されているので、通りすがりにチェックすることができ、ビールの味わいについての解説や液色などがわかりやすく表示されています。しかも、グラウラーのサイズごとに価格が明記されているのが安心で嬉しい!

タップリスト

2021年8月、取材当日のタップリスト。リストは店頭に複数枚貼り出されているので、どんなビールがラインナップされているか、通りすがりにちらっと覗ける

取材当日は、「KUNITACHI BREWERY」の定番ビールやシーズナルビールが8種。ゲストビールとして、静岡のKakegawa Farm Brewingと、栃木のろまんちっく村のビールがつながれていました。

グラウラーでビールをお持ち帰り!

では、早速ビールをオーダーしてお持ち帰りしましょう。スタッフの井藤良平さんにグラウラーをお渡しすると、まずは丁寧に洗浄してくれました。

ショップスタッフ

ビール好きで、醸造にも興味をもっているスタッフの井藤良平さん。ビール選びの相談にものってくれる

洗浄

キャップは分解して洗浄

リンサー

グラスリンサーできっちりすすいでもらえる

ビールを注ぐ

ガスを充填してからビールを注ぐ

キャップ部分は分解して洗い、本体は洗剤で洗ったあとにグラスリンサーですすいで、最後はアルコール除菌。ビールが酸化しないよう、グラウラー内にガスを充填してからビールを注いでくれます。

KUNITACHI BREWERY「夏のあわい」をオーダー

今回選んだビールは、KUNITACHI BREWERYの「夏のあわい」。この春にリリースされた「春のあわい」に続くシーズナルビールです。

醸造所

KUNITACHI BREWERY醸造長・斯波克幸さん(右)と醸造士の小針明日克さん(左)。小針さんは「SEKIYA TAP STAND」の店頭に立つこともあるそう

KUNITACHI BREWERYは「SEKIYA TAP STAND」のオープンと同じく2020年11月に醸造を開始したブルワリー。醸造所は、お店から徒歩で15分程の場所にあり、タイミングが良ければその日できたてのフレッシュなビールが納品されます。KUNITACHI BREWERY醸造長・斯波克幸さんに、「夏のあわい」についてうかがいました。

グラウラーでテイクアウト

「シーズンごとに作る“あわい”のシリーズは、ベルギー系のビールにしようと考えていて、セゾンをベースにしています。『夏のあわい』のスタイルは、Philly Sour Saison (フィリー サワー セゾン)。セゾン酵母そのものも少し酸味が出るんですが、今回は酸を出す酵母としてフィリーサワー酵母をミックスして発酵させ、さわやかな酸味を出しました。レッドプラムの果汁を使い、フルーティーで、色合いが鮮やかです」(斯波さん)

“あわい”とは、モノとモノ、概念と概念の間を意味する言葉。「夏のあわい」は、春から夏、夏から秋という季節の間を表現しています。ビールのレシピにおいても特性の違う2つの酵母を使うことでそのテーマを表したのだそう。移ろう季節を繊細にとらえたビールですね。

ビールを注ぐ

KUNITACHI BREWERY「夏のあわい」

「夏のあわい」をグラウラーに詰めていただき、持ち帰ってグラスに注ぐと、色は鮮やかな赤紫色。目を引く色合いで、どこか涼しげな印象も。フルーティーさと酸味を感じる香り。苦味はほとんどなく甘酸っぱくさわやかな味わいで、プラムの果汁感とベリーのような風味も感じます

ビール

イソガイヒトヒサさんが描いたイラストも楽しみたい

イソガイヒトヒサさんが担当しているフライヤーのイラストも季節感にあふれていて、ビールと一緒に楽しみたいですね。フライヤーは、「SEKIYA TAP STAND」の店頭で在庫があれば、ビール購入時にもらえます。

ローカルフードとペアリング!

「夏のあわい」に合わせるフードを、国立で探しました。醸造長・斯波さんに相談すると、「『夏のあわい』はさっぱりした味わいで、野菜と相性が良いと思います。サラダなんかいいですね。フルーツを使ったフードにも合いそうです。甘さをリセットしてくれるので、甘いものにも合わせやすいですよ」とのこと。斯波さんのアドバイスを参考にしてお店を探しました。

フードペアリング

KUNITACHI BREWERY「夏のあわい」×「キノコと緑野菜の柚子胡椒マリネ」

向かったのは「SEKIYA TAP STAND」のすぐ近く、細い路地沿いの建物の2階にあるカフェ「porte cafe」。野菜中心のお惣菜、手作りのキッシュやスイーツのお店で、テイクアウトにも対応しています。この日は5種類のデリが用意されていましたが、「キノコと緑野菜の柚子胡椒マリネ」をセレクトしてお持ち帰り。キノコやブロッコリーはしっかり食感を残して調理されていて、ビネガーの酸味が「夏のあわい」のさわやかさを引き立てます。後味に柚子胡椒の香りと辛味があってアクセントに。

フードペアリング

KUNITACHI BREWERY「夏のあわい」×「瀬戸内レモンとクランベリーのフランス」

国立から南に足を延ばして谷保方面へ。府中と国立に店舗のあるパン店「プチアンジュ」でドライフルーツがたっぷり入ったパンを購入しました。「瀬戸内レモンとクランベリーのフランス」はレモン果汁で漬け込んだ瀬戸内産レモンのピールと、クランベリーがゴロゴロ入ったバゲット。「夏のあわい」のジューシーな酸味と、甘酸っぱいレモンピール、クランベリーの味わいが合います!

ふらっと立ち寄れる量り売りスタンド、酒販店「SEKIYA」のビールの品揃えも◎

ビールの量り売りを利用してみたいけど、お店の雰囲気や注文の仕方・料金がわからなくてちょっとハードルが高い……という方、いらっしゃるかもしれません。「SEKIYA TAP STAND」は開放的なスタンド形式でふらっと立ち寄ることができ、ビールのリストや価格も店頭に貼り出してあるのでじっくり選べます。はじめてのグラウラーフィル体験に最適なお店かもしれません。

店舗外観・内観

酒販店「SAKE-BOUTIQUE SEKIYA」は国内外のクラフトビールを取り扱う

また、「SEKIYA TAP STAND」の隣にある酒販店「SAKE-BOUTIQUE SEKIYA」はクラフトビールの品ぞろえが豊富。KUNITACHI BREWERYのボトルビールも扱っています。この2店舗で、グラウラーでも瓶・缶のパッケージでも、その日の用途に合わせてクラフトビールがテイクアウトできます。

店頭

地元の方はもちろん、お仕事帰りなどに「SEKIYA TAP STAND」に立ち寄って、デイリーにテイクアウトを楽しみたいですね。クラフトビールで、家飲みを盛り上げましょう!

【関連ページ】
SEKIYA TAP STAND インスタグラム
KUNITACHI BREWERY
SAKE-BOUTIQUE SEKIYA

The following two tabs change content below.
My CRAFTBEER 編集部
My CRAFT BEERは、「クラフトビール」に関する国内・海外の情報をまとめた「クラフトビール」情報ポータルサイトです。クラフトビールに関するニュースやトレンド、ブルワリー、イベント情報などをお知らせします。

さとふる






グラウラーでテイクアウト