必飲!遠野産フレッシュホップを使った岩手のクラフトビール3種

岩手県遠野市は日本随一のホップ生産地です。岩手県内の注目のブルワリーが限定醸造した、遠野市産フレッシュホップ使用のクラフトビール、3種をご紹介します!

遠野市は日本一のホップ産地

岩手県はホップの生産量全国シェアが50.4%(2019年)。なかでも遠野市は屈指のホップ生産地です。

遠野市産のホップ

遠野市産のホップ
写真提供:遠野市観光協会

ホップはアサ科のつる性多年草植物で、栽培には涼しい気候が適しています。遠野市は冷涼な気候で、しかも寒暖差が激しく、ホップの栽培に最適な土地。これまで半世紀以上に渡ってホップが作られてきました。キリンビールの契約栽培地としても知られ、遠野で栽培されるホップの中で知名度のある「IBUKI」はキリンビールが育種したホップの品種です。

岩手県の3つのブルワリーが集結!「東北岩手フレッシュホップ祭」

2020年11月、東京・池尻大橋のビアバー・角打ちショップ「クラフトビールシザーズ」で、「東北岩手フレッシュホップ祭」が開催されました。フレッシュホップとは、明確な定義は難しいようですが、一般的に、その年に収穫した加熱処理していないホップ。イベントでは、遠野市で今年収穫されたホップを使ったビールを中心に、岩手県内の醸造所が自社のビールを提供。参加したのは一関市のいわて蔵ビール、花巻市のBREW BEAST、遠野市の遠野麦酒の3ブルワリーです。岩手からブルワーも駆けつけ、お客様とビールの話が弾んで大盛況でした!

岩手からイベントに駆け付けたブルワーさんたち

岩手からイベントに駆け付けたブルワーさんたち。右から、いわて蔵ビールの佐藤航さん、BREW BEASTの畠山崇裕さん、遠野麦酒の坪井大亮さん

2020年に収穫された遠野市産ホップを使ったクラフトビール

「東北岩手フレッシュホップビール祭」では、ドラフト9種、ボトルビール11種が提供されました。ラインナップされたビールの中から、遠野市産フレッシュホップを使ったビールをご紹介しましょう。

「東北岩手フレッシュホップビール祭」で提供されたボトルビール

「東北岩手フレッシュホップビール祭」で提供されたボトルビール

いわて蔵ビール「遠野産フレッシュホップ IBUKI ESB」

いわて蔵ビールは、一関市の老舗酒蔵・世嬉の一酒造が1995年にスタートしたブルワリー。酒造りの技を活かしてビールを醸造しています。定番のビールに加え、地元の特産品などを使った季節限定ビールも人気です。

遠野産フレッシュホップ IBUKI ESB

「遠野産フレッシュホップ IBUKI ESB」

「遠野産フレッシュホップ IBUKI ESB」は、毎年新モノのホップで仕込む定番のビール。年々レシピを改良しながら作り続けています。カラメルモルトと、「IBUKI」のフレッシュホップを使ったESB(エキストラスペシャルビター)。フレッシュホップの清々しい香りと、カラメルのような風味が楽しめます。アルコール度数は5%。

BREW BEAST「FRESH HOP IBUKI IPA」

BREW BEASTは、2019年1月に花巻市で開業したブルワリーで、ダイニングバー「Lit work place」に醸造所が併設されています。運営会社の株式会社トルクストは“花巻を若者が誇れる街にしたい”をコンセプトに、地元を盛り上げる事業を展開しています。

FRESH HOP IBUKI IPA

「FRESH HOP IBUKI IPA」

フレッシュホップを使ったビールとして今年リリースしたのは、「FRESH HOP IBUKI IPA」。使用ホップの品種を「IBUKI」に限定し、ホップの特徴を感じてもらえるビールにしようと、「IBUKI」ならではのレモンのような風味や香りを活かすことにこだわりました。酵母はあえてオーソドックスなものを選び、フレッシュホップとペレットをブレンドして「IBUKI」の良さを引き出すレシピを工夫。ドライホップ製法で苦みを抑え香りを引き出し、飲みやすくお代わりしたくなる味わいを目指しています。華やかでフローラルな香りが感じられるビール。アルコール度数は5%、苦みを示すIBUは45です。

遠野麦酒「ZUMONA フレッシュホップピルスナー」

遠野麦酒は歴史ある日本酒の蔵元・上閉伊酒造が手掛けるブルワリーで、ビールの醸造を開始して21年目。日本一のホップ産地・遠野市に拠点を置き、ホップをふんだんに使ったビールを醸造しています。

ZUMONA フレッシュホップピルスナー

「ZUMONA フレッシュホップピルスナー」

2020年秋にリリースしたビール「ZUMONA フレッシュホップピルスナー」は、遠野産ホップを100%使用。ブルワーの坪井さんがフレッシュホップを使ってピルスナーを醸造するのはこのビールが初めてです。2018年にインターナショナルビアカップの金賞を受賞しライトラガーカテゴリーでチャンピオンになった「ZUMONA ゴールデンピルスナー」のレシピを踏襲し、遠野産フレッシュホップの香りの特徴を活かして作られています。青リンゴのような爽やかな後味が感じられる、すっきりとした味わいのビールです。アルコール度数は5%、IBUは25です。

気になったら早めにゲット!

2020年産のフレッシュホップを使ったビールは数に限りがありますので、気になったら早めに手に入れてください。イベント時にかなり売れてしまっていたようですが、在庫があれば「東北岩手フレッシュホップ祭」を開催した「クラフトビールシザーズ」のオンラインショップでも購入できます。

池尻大橋の「クラフトビール シザーズ」

池尻大橋の「クラフトビール シザーズ」

いわて蔵ビールと遠野麦酒のビールはブルワリーのホームページからも通販可。2020年産のフレッシュホップを使った季節感あふれるビールをぜひ飲んでみてください!

遠野市内のホップ畑

遠野市内のホップ畑
写真提供:遠野市観光協会

岩手のブルワー3人のストーリーや、東北、岩手のクラフトビール文化への思いをお聞きした『東北岩手フレッシュホップビール祭に潜入!3ブルワーのビール談議』も、合わせてお読みください。

【ウェブサイト】いわて蔵ビール(世嬉の一酒造)
【ウェブサイト】遠野麦酒(上閉伊酒造)
【ウェブサイト】BREW BEAST(Lit work place)
【ウェブサイト】クラフトビールシザーズ
【参照サイト】ビールの里プロジェクト公式サイト
【参照サイト】岩手県公式サイト「いわてお国自慢」ホップ

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My CRAFTBEER 編集部
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