伊勢角屋麦酒、明野高校とのコラボビール「SUSTAINA BEER 純環」を数量限定で販売

伊勢角屋麦酒は9月8日、数量限定ビール「SUSTAINA BEER 純環(じゅんかん)」と三重県立明野高校の学生が育てる幻の黒豚「伊勢あかりのぽーく」とのペアリングセットを数量限定で販売を開始した。

同社のビール製造過程でモルト粕は、明野高校で飼育をしている養豚の飼料となる。養豚の排泄物は堆肥化され、やがて酒米に還元される。今回はその酒米から作られた、純米吟醸酒「明野さくもつ(AKENO SAKUMOTSU)」の酒粕を使用して製造した。明野高校独自の循環型農業スタイルによって生まれたサステナブルなビールとなっている。ネーミングやデザイン、ビール製造も学生たちが携わった。

酵母には、酒粕の吟醸香と相性抜群の同社オリジナルの野生酵母「KADOYA1」を使用。アロマは酵母由来のバナナのようなフルーティさとクローブのようなスパイシーさ、ホップ由来のトロピカルフルーツのキャラクターが複雑に交じり合い、日本酒らしさも感じられる。小麦麦芽由来のふくよかな口当たりとボディ感や程よい苦味でスッキリとした後味。酒粕を上手く活かし日本酒らしさも残しつつ、IPAらしいホッピーな味わいに仕上げた。

SUSTAINA BEER 純環
引用:明野高校コラボセット | ISEKADO ONLINE SHOP
「伊勢あかりのぽーく」は、明野高等学校にあるJGAP認証農場でエコフィード認証の飼料を与え、同校の畜産専攻生が大切に肥育しているSDGsに配慮した畜産物。三重県内では同校でしか肥育していない黒豚(バークシャー種)で伊勢ブランドにも認定されている。ロース肉は肉の表面の脂身部分に甘みや旨みが凝縮されており、やわらかさの中にしっかりとした歯ごたえを感じられる。バラ肉はジューシーで甘味のある濃厚な脂が特徴。しゃぶしゃぶにも向いている。

「SUSTAINA BEER 純環」のスタイルは酒粕ウィートIPAで330ml瓶。原材料は大麦麦芽、小麦麦芽、小麦、ホップ、酒粕。アルコール度数は6%でIBUは40。純環+精肉セットは4,980円(税込)。純環+ソーセージセットは5,980円(税込)。ISEKADO ONLINE SHOPで購入できる。

【販売ページ】明野高校コラボセット | ISEKADO ONLINE SHOP
【関連ページ】伊勢角屋麦酒

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梶原誠司

1975年生まれ。神奈川県横浜市出身。好きなビールは横浜スタジアムのベイスターズラガー。好きな野球チームは横浜DeNAベイスターズ。贔屓のチームが勝てば美酒。負ければほろ苦いビール。ビールが先なのか。野球が先なのか。正直、そんなことはどうでもいい。それくらい、球場で飲むビールが好き。

よなよなの里