コンビニで買えるクラフトビールをリサーチ！ビールの品ぞろえがいいコンビニは？

飲食店の時短営業が長く続き、家飲みが日常になってきましたね。ビアパブに立ち寄ってグラウラーでビールをテイクアウト、というのも最高ですが、コンビニでビールを買うこともしばしば。ビールを選んでいると、コンビニ各社で品ぞろえがかなり違うことに気づきませんか。今回は東京都内の任意のコンビニで、クラフトビール（輸入ビール他含む）のラインナップをリサーチしてみました。個々の店によっても違いがありますが、大手3社の中でクラフトビールの品ぞろえがいいのはどのコンビニなんでしょうか。

大手3社のコンビニで、クラフトビールの品ぞろえをリサーチ！

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社で、クラフトビールの品ぞろえはどう違うのか。東京都内の任意の店舗、各社5店のビールコーナーをリサーチしてみました。

今回カウントしたのは、日本の大手ビールメーカー4社（キリン、アサヒ、サントリー、サッポロ）が製造販売しているもの以外のビール。その原則に従って、海外大手のバドワイザー、ギネス、コロナもカウントし、沖縄のオリオンビールが製造しアサヒビールが販売している「オリオンザ・ドラフト」もカウント。例外として、キリンビールがライセンス契約して国内で製造販売している「ハイネケン」もカウントしてみました。

店舗は行き当たりばったりで選んでいます。コンビニは会社によって品ぞろえが変わりますが、個々のお店によってもかなり違いがあるので、今回のリサーチ結果はざっくりとした傾向を知るための情報ととらえてください。では、リサーチ結果を発表！

よなよなエールが買えるようになった、セブンイレブン

都内の任意のセブンイレブン5店で扱っていたクラフトビール（輸入ビール他含む）

セブンA：よなよなエール、バドワイザー　
セブンB：よなよなエール、バドワイザー、ハイネケン
セブンC：よなよなエール
セブンD：バドワイザー、ハイネケン
セブンE：バドワイザー

2021年2月から、ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」が全国のセブンイレブンで買えるようになりました（首都圏は2020年10月から販売開始）。クラフトビールラバーにとっては画期的な出来事。置いていないお店もありましたが、これから扱う店舗が増えるのかもしれません。

たまに軽井沢、銀河高原に出会えるファミマ

都内の任意のファミリーマート5店で扱っていたクラフトビール（輸入ビール他含む）

ファミマA：バドワイザー、ハイネケン
ファミマB：バドワイザー、ハイネケン
ファミマC：バドワイザー、ハイネケン、ギネス
ファミマD：バドワイザー、ハイネケン、ギネス、軽井沢エール、銀河高原ビール
ファミマE：軽井沢エール、銀河高原ビール

非常にレアなのかもしれませんが、「軽井沢エール」、「銀河高原ビール」を置いているお店がありました。アイルランドのドライスタウト「ギネス」もたまにラインナップされていました。

コンビニでは圧倒的な品ぞろえのローソン

都内の任意のローソン5店で扱っていたクラフトビール（輸入ビール他含む）

ローソンA：よなよなエール、僕ビール君ビール、水曜日のネコ、インドの青鬼、COEDO伽羅、COEDO毬花、COEDO瑠璃、オリオン、バドワイザー、ハイネケン、コロナ、ギネス
ローソンB：よなよなエール、僕ビール君ビール、水曜日のネコ、インドの青鬼、白濁り、COEDO伽羅、COEDO毬花、COEDO瑠璃、オリオン、バドワイザー、ハイネケン、コロナ
ローソンC：よなよなエール、僕ビール君ビール、インドの青鬼、オリオン、バドワイザー、コロナ
ローソンD：よなよなエール、僕ビール君ビール、COEDO伽羅、COEDO毬花、オリオン、バドワイザー、コロナ
ローソンE：よなよなエール、僕ビール君ビール、オリオン、バドワイザー、コロナ

コンビニのなかでは圧倒的な品ぞろえ。ヤッホーブルーイングの「僕ビール君ビール」は、ローソン、ナチュラルローソン、ポプラの一部店舗で買えるクラフトビール。他にも、ヤッホーブルーイングの商品やオリオン（「オリオンザ・ドラフト」）、埼玉県のブルワリーCOEDOの商品もかなり扱っていました。メキシコの「コロナ」も。

近所のコンビニをチェック！地元のブルワリーにも注目してください

今回のリサーチでは、ローソンの品ぞろえの良さが目立ちました。クラフトビールを買いたい時、真っ先に目指すべきコンビニはローソンかもしれません。ただ、繰り返しますが、コンビニは個々の店舗ごとに全く品揃えが違います。「セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店」や「ファミリーマート金沢八景駅前店」は専門店並みに多種多様な国内外のクラフトビールを販売していて有名ですね。

ビールの銘柄で言うと、「バドワイザー」の扱いはどのコンビニでも定番化しているようです。「ハイネケン」もよくラインナップされていました。国産のクラフトビールでは「よなよなエール」がナンバーワン。ヤッホーブルーイングの商品が目立ち、次に入手しやすいのは「オリオンザ・ドラフト」やCOEDOのビールでした。