日本・ベルギー・世界を舞台に醸造を行い、世界10ヶ国へ発信する「RIO BREWING & CO.(リオ・ブルーイング・コー)」が、世界初の旗艦店「RIO BREWING & CO. BISTRO AND GARDEN(リオ・ブルーイング・コー ビストロ アンド ガーデン)」を2017年4月28日に東京ミッドタウン プラザ1Fにオープンしました。
「リオ・ブルーイング・コー」はベルギーと日本を拠点とし、委託醸造で醸造を行う「ファントムブルワリー」と呼ばれるブルワリーです。同社は運営するEVER BREW株式会社代表でベルギービール名誉騎士、そしてサンテミリオンワイン騎士でもある菅原亮平氏が、ヨーロッパやアメリカの醸造家達より「リョウ」ではなく「リオ」と呼ばれている事から名づけられました。
「リオ・ブルーイング・コー」では、各醸造所の特別な酵母の個性を生かして、日本人の繊細な感覚に合う上質なビールを作り上げています。
なかでも「初陣 Uijin」は、ベルギー・フランス・オランダ・イギリス・イタリア・ルクセンブルグ・香港・マカオ・シンガポール・マレーシア、そして日本などの、ミシュラン星付きをはじめとする様々な日本食レストランを中心に提供されている食事と合わせることを意識した個性的なクラフトビールです。
苦みや甘みやスパイスでビールとしての味を目立たせることをせずに食事に合わせることを考え、過度な香りや苦みを伴わないように作られたビールで、アルコール度数は6%です。
その中で、他のビールと差別化するという難題をクリアするために、酸味がかすかにあらわれる小麦ではなく、小麦麦芽を使用。新しいドライホッピングと発酵の手法が取り入れられており、口の中をスッと抜ける軽やかな香りだけのために大量のホップフラワーが投入されています。一般的ではない苦みを出すために、ビタリングホップにも通常ビタリングに使わないホップを使用し、日本の繊細な美を表現するビールとなっています。
「リオ・ブルーイング・コー ビストロ アンド ガーデン」では、この「初陣 Uijin」の他、日本の各醸造所にて醸造する「リオ・ブルーイング・コー」ブランドのビールが登場します。
その他に、同社が選び抜いて輸入したクラフトビール樽生を中心に、ベルギーAntoine社がこの店のために特別に制作したビールタワー(最大38種)で、手軽な価格帯でクラフトビールを楽しむことができます。
ワインも昨年9月にサンテミリオンワイン騎士を受勲した同社菅原氏が選んだ、フランス・ボルドー、アルザス、スペインからの直輸入のものが楽しめるとのこと、他では見られない品揃えが期待できます。
料理のためには馬肉料理の名店「ローストホース」でも使用されている特別な石窯が導入されており、和牛や熟成和牛の石窯ローストをはじめ旬の季節野菜を楽しむことができます。特注で作られた石窯は肉の水分を逃がさずに焼き上げるため、これまでにない味わいを楽しめます。
熟成肉で知られる格之進をはじめとした直接取引の食材も用意され、何度でも行きたくなりそうなこだわりが感じられます。
同店のコンセプトは「RIO BREWING & FRIENDS(リオ・ブルーイング&フレンズ)」。同社が創業して以来13年の間、ブルワリー、ワイナリー、そして酒蔵と育んできた友情を象徴しており、その大切な友人たちのお酒を提供するという思いが込められているそうです。
そんな思いの詰まったお店に、ぜひお友達やご家族などと出かけて、にぎやかに過ごしてください!
【参照リリース】日本・ベルギー拠点に世界10ヶ国へ輸出のRIO BREWING & CO.世界初旗艦店「RIO BREWING & CO. BISTRO AND GARDEN」4/28東京ミッドタウン1Fにオープン
【ブルワリー公式サイト】リオ・ブルーイング・コー公式HP
(My CRAFT BEER 編集部)