今日はCOEDO伽羅を飲むことにしました。雨が降りそうで降らないで、1日中夜のような天気でした。好きな人は既読スルー…カラッとしたくて…洗濯物はまだベランダです。眺めて飲みます。COEDO伽羅はコエドブルワリーの「COEDOブランド」のインディアペールラガータイプです。
インディアペールラガー(IPL)とはインディアペールエール(IPA)をベースに下面発酵酵母(ラガー酵母)を使用したラガービール。どんなタイプのビールかと言うとくっきりとした輪郭のある香りが包みこむ風味豊かなコク、そして鮮烈な後引く苦み、最後にキレの嵐が追い打ちをかけてくる、独特な味の展開を繰り広げるタイプのビールです。
ラガーとは下面発酵でつくられるタイプのビールの事で、低温でじっくりと熟成させるため落ち着いた、それでいて雑味の少ないクリアなキレが特徴です。またエールとは上面発酵でつくられるタイプのビールの事で、ラガーと異なり時間をかけずに発酵を行います。味わいはコクが強くフルーティーでラガーよりはまったりとしているのが特徴です。
COEDOブルワリーのイメージに準じた丸味を帯びたグラスをセレクトしてクラフトな晩酌を演出
このグラスを選びました。COEDO伽羅の色が美しく映るように香りが失われないように!クラフトビールにはそれぞれのビアスタイルに合う、最大限に味を引き出すシルエットがあるらしいですが、お家なのでブルワリーのイメージを損なわないようにグラスは選びます。これだけでクラフト気分上々。
家紋入りのあの専用グラスのシルエットを意識してみました。
そしてやっと飲んでみました。
そこはかとない苦みです。でも優しい穏やかな風味を感じるのは何故でしょう?柑橘系アロマホップ…?とにかくナチュラルなんです。純朴な自然由来の苦み。自然の力はすごいなあとただ感心させられます。苦みと共に大自然に実る果物の強さが押し寄せてくる。
湿気の多い日はハモンセラーノが美味しい
伽羅の味わいが余りに壮大でキリリとしているから、雄大な自然の元じっくり熟成されたハモンセラーノも相乗効果で止まりません。ねっとりとした味わいの晩酌が曇りの日によく合います。私の気分だけ晴れてきました。
雨が降りそうな湿気の多い夜長でした。COEDO伽羅を飲みました。体の内側からスッキリとしました。女性は時にそこはかとなくストレスがたまってしまう時があって…女性特有のもやもや軽減におすすめです。この柑橘系の苦みは焼き菓子やチーズケーキにも合いそうです。昼間のティータイムならぬスウィーツクラフトタイムもありかもですね。
コエドブルワリーは埼玉の東松山市に移転しました。埼玉の美しい田園には森があります。その森の丘の上のブルワリーです。敷地内に掘られた井戸から得られる綺麗な水で汚れない美しいビールが醸造されているのです。いつも明るく清らかでそこはかとなくピュアで、少女の頃のように男に依らず強く真っ直ぐでありたい、そんな潔い姿勢をCOEDO伽羅を飲むうちに教わった曇天の晩酌でした。
川島彩子
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