台湾のブルワリーTAIHU BREWINGから、台湾の人気バンドSorry Youthとのコラボビールがリリースされました。発売を記念して、東京・神楽坂の直営店「TAIHU TOKYO」が期間限定で特別営業。お店にうかがって、ビールを入手してきました!
東京・神楽坂「TAIHU TOKYO」へ
TAIHU BREWING(臺虎精釀)は、台湾の新北市に醸造所を構える人気ブルワリー。会社は2013年に創業し、2015年にWinnie Hsu氏がブルワーとして参加。台湾の文化や食材を用い、常に新しい挑戦を続ける醸造所です。
2020年6月、飲食店がひしめく東京・神楽坂エリアにTAIHUの直営店「TAIHU TOKYO」がオープンしましたが、惜しまれながら2020年3月に一旦クローズ。今回、台湾のロックバンド拍謝少年(英語名:Sorry Youth)が初の日本盤CDをリリースするのを機にTAIHUがコラボレーションビールを発売し、その記念イベント会場として「TAIHU TOKYO」が復活し、2021年9月3日・4日の2日間限定で特別営業することになりました。
拍謝少年、初の日本盤発売!TAIHUとのコラボビールリリース
拍謝少年は台湾南部・高雄出身の3ピースバンドです。台湾はもちろん海外でも活躍し、日本では「SUMMER SONIC 2015」「森、道、市場 2019」「shima fes SETOUCHI 2019」などのフェスに出演。2021年8月にリリースした3rdアルバム「歹勢好勢(Bad Times, Good Times 」は限定ボーナストラック付きの日本盤が発売されることになりました。
TAIHU BREWINGのスタッフと拍謝少年のメンバーは友人で、これまでにもコラボビールを造ってきました。日本盤発売を記念して造られたビールはTAIHU「HAI Pilsner」。「TAIHU TOKYO」の特別営業では、このコラボビールと、CD、グッズなどを販売。注目のコラボビールをテイクアウトして味わってみました!
しっかり旨みを感じるピルスナー「HAI Pilsner」
TAIHU「HAI Pilsner」のパッケージには、台湾で一般的によく食べられているサバヒーという魚のイラストがデザインされています。このイラストは、拍謝少年がロゴマークとして使ったり、台湾で出したアルバム「海口味」のジャケットに使っていたイメージをアレンジしたもの。魚の目がぐるぐる回って酔っぱらっています。バンドのファンにとってはコレクションしたくなる缶ですね。
パッケージにある“嗨口味”は海の味ということで、ビールには日本の昆布を使用。香ばしくほのかな塩味と、旨みやコクがしっかり感じられます。後味には麦芽の甘味とマンダリンオレンジのような柑橘のアロマ。飲み応えのある、濃厚な味わいのピルスナーです。
台湾のフードとペアリング!熱炒として利用できる「TAIHU TOKYO」
「TAIHU TOKYO」はTAIHUのクラフトビールを提供するタップルームでありながら、台湾で言うところの“熱炒”をコンセプトとしたお店でもあります。“熱炒”は、台湾の家庭料理をリーズナブルに楽しめる大衆居酒屋。特別営業の2日間も、昼は魯肉飯などのランチメニューを、夜はおつまみになる台湾のフードを提供していました。
お店のスタッフに「HAI Pilsner」に合う台湾フードをお聞きすると「台湾の鶏のから揚げなど、揚げ物が合うと思います」と、メニューにある「鹽酥鶏」をおすすめしてくれました。
当日は残念ながらお店のメニューがテイクアウトできなかったため、スタッフのアドバイスを元に、台湾風の大ぶりでスパイシーな鶏の揚げ物をコンビニで調達してビールにペアリングしてみました。「HAI Pilsner」の濃厚な旨みと柑橘系の香りが、八角等のスパイスが利いた鶏のから揚げに合う!
「TAIHU TOKYO」ついに再始動が決定!
「TAIHU TOKYO」は、ひとまず特別営業というスタイルで限定オープンしましたが、2021年9月から不定期で再始動することが決まりました! まずは水曜、金曜、土曜のみ、ボトルショップと台湾料理のレストランとして営業を開始(9月7日時点の情報)。さらに情勢が変わって酒類提供の制限が緩和されれば、TAIHUのビールが店内で飲める日が来るかも? コラボビールだけでなく、「TAIHU TOKYO」のこの先の営業についても注目です。営業日や営業時間など最新情報は公式インスタグラム等でチェックしましょう!
【関連サイト】
「TAIHU TOKYO」インスタグラム
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