この秋、サントリービールが限定発売した「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」は、甘く香ばしい濃厚な味わいで、寒い季節にゆっくり楽しめるビール。甘香ばしさつながりで、この限定ビールと秋冬の味覚・焼きいもをペアリングしてみました。 ビールと焼きいもは合うのか? ドンキやコンビニの焼きいもを食べ比べて、「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」との相性を試します!
東京・武蔵野で醸造される「東京クラフト」シリーズ
「東京クラフト」は、東京・武蔵野でビール造りを続けてきたサントリービールが、東京への愛着と敬意を込めて創りあげたブランド。これまでにも多彩なラインナップのビールをリリースしてきました。
2021年10月26日から季節限定発売となった「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」は、麦芽の味わいを引き出す仕込み条件にこだわり、麦のコクと旨味が、強い苦味と融合しています。カラメル麦芽を一部使用し、甘くて香ばしい香りと柑橘系のホップの香りが調和。これからの寒い季節にゆっくり楽しめる濃厚な味わいです。
焼きいも×ビール!香ばしI.P.A.と秋冬の味覚をペアリング
「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」はさまざまな食事と合わせやすいビールですが、今回は“甘さと香ばしさ”という共通点から、秋冬の味覚・焼きいもと組み合わせてみました。焼きいもといえば総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」で定番の商品。最近ではコンビニも参入し販売スポットが増えています。「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」と、「ドン・キホーテ」、「ファミリーマート」、「100円ローソン」で入手した焼きいもをペアリングします!
ほっこりあっさり、ちょっとねっとりの「ドン・キホーテ」
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の焼きいもは、購入当時(11月初旬)、今年の新物の「紅はるか」を使っていました。売り場の注意書きによれば、この時期は冬場の熟成した「紅はるか」のようなねっとりした食味ではなく、ほっこりした食味とあっさりした甘味が楽しめる、とのこと。十分に甘くしっとり感がありますが、確かに後味はあっさり。
「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」の濃厚な麦の甘味とマッチして、しかも強い苦味がアクセントになり、焼きいもとビールの組み合わせは悪くなさそう。むしろこの時期のほっこり、あっさりな味わいの焼きいもがちょうどバランスがいい印象。
石焼きのロースト感がビールの甘香ばしさと合う!「ファミマ」
一部の店舗限定で提供しているファミリーマートの焼きいも。品種は時期によって「紅はるか」か「シルクスイート」を使っています。店内に設置した「焼きいも専用オーブン」の中で「自然の石」を使ってじっくりと焼き上げ、しっとり、時にはねっとりした食感に仕上がります。
まず見た目に、皮の部分にある焼き目が他と大きく違う点。しっとり、ほっこりした食感で、もちろん甘味がありながら、石焼きならではのローストした香ばしさがかなり際だっています。「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」の、カラメル麦芽の香ばしい香りと符合して、今回選んだ焼きいものなかで一番合うかも。
ほくほく・ねっとり、食感や味の違う品種が選べる「100円ローソン」
「100円ローソン」は、国内産のさつまいもを使用した「お店で焼いた焼きいも」と、鹿児島県種子島産の安納芋を使った「お店で焼いた安納芋」の2種類の焼きいもを販売(店舗により品ぞろえは異なります)。今回は「お店で焼いた安納芋」を選んでみました。
安納芋は形が丸っこくて、色はオレンジに近い色合い。食感はとてもねっとりとしてクリーミーで、コクがあり風味豊か。色も形も味わいも個性的です。コクがあって濃厚な部分が「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」と共通しています。「100円ローソン」の「お店で焼いた焼きいも」との相性も試してみたくなります。
甘香ばしい濃厚な味わいを楽しむ、香ばしI.P.A.
焼きいもとビール、意外な組み合わせかもしれません。濃厚な味わいの香ばしI.P.A.と合うかどうか、ぜひお試しの上ジャッジしてみてください。
「東京クラフト」はこれまでにもいろんなアレンジのIPAをリリースしてきました。スーパーやコンビニで気軽にIPAが買えるのはうれしいですね。秋冬のおいしい食材と「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」、ベストマッチな組み合わせを探ってみましょう!
【関連ページ】
サントリー「東京クラフト〈香ばしI.P.A.〉」を季節限定で発売