ブルワリー直仕入れのクラフトビール量り売り専門店「TAP&TUMBLER」(タップアンドタンブラー)が、東京・恵比寿にオープンしました。 このお店、利用システムがとてもユニーク! 早速、体験してきました。
セルフで注ぐ、クラフトビール量り売り専門店!恵比寿「TAP&TUMBLER」
2022年5月28日、JR恵比寿駅から徒歩2、3分のロケーションの「恵比寿駅東口交差点」程近くに、クラフトビール量り売り専門店「TAP&TUMBLER」がオープンしました。
「TAP&TUMBLER」は、国内の人気ブルワリーから直に仕入れた樽生クラフトビールが15種類飲めるお店。1オンス単位で量り売りし、店内での角打ちもテイクアウトも可能です。“ビールの量り売り専門店”という点では、系列店の下北沢「TAP&GROWLER」、渋谷「TAP&CROWLER」と同じコンセプトですが、システムがユニーク。
店内を見ると、ビールのタップ(注ぎ口)が客席に開放されています。「TAP&TUMBLER」では、お客様が飲みたいビールを選んで、セルフで好きな量だけ注ぎ、量に応じてお会計するんです。
オーナーの金井さんにガイドしていただきながら、実際に利用してみました!
「TAP&TUMBLER」HOW TO CHEERS?
入店したら、カウンターでグラスと「POUR カード」を受け取ります
リンサーでグラスを洗います
飲みたいビールのTAPの上に、「POUR カード」をセット
好きな量だけビールを注ぎます!
ビールを注ぐと、注いだ量や料金がタイムリーに画面に表示されます
注いでいるビールの量はoz(オンス)単位で計量されます。1ozは、アメリカでは約29.57ml(ミリリットル)、イギリスでは約28.41ml。目安として、だいたい30ml、と考えておくといいかも。
飲んだビールのデータは「POUR カード」に保存されます。飲みたいビールを好きな量だけ飲んで、最後にまとめてお会計します。
少しずつ、いろんなビールを楽しめるのが◎
好きな量を自分で注いで飲む、このシステムについて「少しずつ飲めるのがいいと思うんです。注ぐ体験ができるのもおもしろいですよね」と金井さん。
いろんな種類のビールを少量飲んでみて、自分で味を確かめてから、気に入った銘柄をしっかりたっぷり飲むのもアリ。アルコールに弱い人は少なめに注いだり、逆に1パイントよりちょっと多い量を飲みたい方も、それぞれのペースでビールを楽しめます。自分で注ぐ“体験型”の要素も◎ 角打ちのおつまみは店内でスナック類が販売され、持ち込みもOKです。
上手く注げる?注ぎ方のコツは?……おいしく飲めるように工夫されています!
ビールを自分でタップから注ぐのは初めて、という方もいると思います。注ぎ方のコツをうかがいました。
グラスの底にビールを注いでしまうと泡が出るので、「グラスを傾けて、側面に向けて注ぎます」(金井さん)。アドバイスされた通りにやってみると、意外と泡と液体がバランスよく注げました。……実はこれ、慣れていない人でも泡だらけにならずにビールを注げる仕組みになっているのだそう。
バックヤードに案内していただくと、クリーミーな泡を発生させる窒素ガスと炭酸ガスを程良いバランスに調合して、さらに、タップから泡が出過ぎないようにあらかじめ調整されていることがわかりました。上手く注げるかちょっと心配という方も、グラスを傾けることだけ気を配れば大丈夫。
パッケージ商品、グラウラーでの持ち帰りも
グラウラー(グロウラー、炭酸に対応した水筒)での持ち帰りにももちろん対応。ビールをフレッシュなままテイクアウトするために炭酸ガスのタップが用意されていて、炭酸ガスで容器を満たしてからビールを充填する工程もセルフで行います。
パッケージ商品は輸入銘柄がメインで、抜栓料を支払えば店内で角打ちできます。
国内マイクロブルワリーのトレンドをつかめる!
「TAP&TUMBLER」は独特なシステムにも要注目ですが、なによりも国内のマイクロブルワリーのトレンドがつかめるタップリストが魅力的。下北沢、渋谷のお店ともども、人気ブルワリーのビールがそろっています。
国産クラフトビールのおいしさと、好きな量をセルフで注ぐ体験、どちらも楽しめる「TAP&TUMBLER」。最新タップリストはアプリ「UNTAPPD」で更新中(各ビール1oz当たりの価格も掲載)なので、チェックしてください!
【関連サイト】
「TAP&TUMBLER」公式インスタグラム
UNTAPPD「TAP&TUMBLER」
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